セキュリティの高いメールアドレスの作り方を解説【安全性・信頼性】
メールでの連絡を頻繁に行う人の中には、情報漏えいや迷惑メールなどのセキュリティを重視する人も多いと思います。
電子メールには多くの個人情報が含まれているため、セキュリティレベルの高いメールアドレスを使わないと情報漏えいや迷惑メールの被害を受けやすくなってしまうでしょう。
そこで本記事では、セキュリティの高いメールアドレスの作り方について詳しく解説していきます。
安全性・信頼性の高いメールアドレスの作り方やメールアドレス運用のポイントも紹介するので、メールのセキュリティ対策について知りたい人はぜひ参考にしてください。
セキュリティの高いメールアドレスの作り方
- 短すぎるメールアドレスは避ける
- アルファベット・数字・記号を使う
- 文字列の中に個人情報を入れない
- 独自ドメインのメールアドレスを使用する
- セキュリティレベルの高いメールサーバーを使う
セキュリティの高いメールアドレスの作り方のポイントは上記5つ。
上記のポイントを押さえてメールアドレスを作成すれば、安全性や信頼性を高められるでしょう。
ここからそれぞれのポイントについて、1つずつ詳しく解説していきます。
短すぎるメールアドレスは避ける
セキュリティの高いメールアドレスを作成するには、短すぎるアドレスを避けましょう。
短いアドレスは予測されやすく、迷惑メールの対象になりやすいからです。
例えば「tanaka」などの名前によく使われる文字列の組み合わせは、多くの迷惑メール業者によって利用されます。
10文字以上の長めのメールアドレスにすることで、迷惑メールが届きにくくなります。
アルファベット・数字・記号を使う
アルファベットや数字、記号を組み合わせた文字列にすることで、セキュリティの高いメールアドレスになります。
複数の文字種類を組み合わせることで、メールアドレスが複雑になり、迷惑メール業者から予測されにくくなります。
例えば、以下のようなメールアドレスが考えられます。
- support_team-2024@example.com
- contact+info-2024@example.com
メールアドレスに使用できる記号は下記の通りです。
- -(ハイフン、マイナス)
- +(プラス)
- .(ピリオド)
- _(アンダーバー)
これらの記号をメールアドレスに取り入れることで、セキュリティを高めることができます。
文字列の中に個人情報を入れない
メールアドレスの文字列に名前や生年月日などの個人情報を入れないことも、セキュリティを高めるために重要です。
文字列の中に名前や生年月日などの個人情報を入れてしまうと、迷惑メールの送信対象になりやすくなります。
例えば下記のような個人情報はメールアドレス内に入れないようにするのがよいでしょう。
- 名前
- 生年月日
- 電話番号
特に電話番号などは個人情報の漏えいにつながる可能性が高いので、メールアドレスの文字列を決める際には注意が必要です。
独自ドメインのメールアドレスを使用する
セキュリティ対策として、フリーメールやプロバイダーメールではなく、独自ドメインのメールアドレスを使用することが重要です。
独自ドメインのメールアドレスを使用する場合、レンタルサーバーを契約する必要がありますが、多くのサーバーにはセキュリティ機能が搭載されています。
また、独自ドメインのメールアドレスは@以降の書き換えが難しく、不正利用の危険性も低くなります。
セキュリティの高いメールアドレスを作りたいと考えているのであれば、フリーメールやプロバイダーメールよりも独自ドメインのメールアドレスがおすすめです。
独自ドメインで新しいメールアドレスを作る方法は下記の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
セキュリティレベルの高いメールサーバーを使う
セキュリティレベルの高いメールサーバーを使ってメールアドレスを作成することもおすすめです。
メールアドレスを運用するサーバー自体のセキュリティ機能が高ければ、迷惑メールが届いたり情報漏えいの被害にあうリスクが低くなります。
具体的には下記のようなセキュリティ機能が搭載されているサーバーを選ぶとよいでしょう。
ウイルスチェック | Web経由のウイルスやマルウェアの侵入を防ぐ機能 |
---|---|
スパムフィルター | 迷惑メールを自動的に迷惑メールフォルダに振り分ける機能 |
DKIM/DMARC | 送信する電子メールに電子署名を行い、送信ドメインのなりすましをしていないと証明できる機能 |
コアサーバーでは上記のようなセキュリティ機能が標準搭載されており、迷惑メールや情報漏えいの被害を最小限に抑えられます。さらに、DKIM/DMARC設定も簡単に行えるため、セキュリティ強化が手軽に実現できます。
またメールアドレスごとに1日あたりの送信上限数を設定できるため、迷惑メールの拡散を防ぎ、セキュリティレベルを高めることが可能です。
シンプルなメールアドレスであってもセキュリティを強化できるため、安全なメールアドレスを作りたいのであればぜひコアサーバーをチェックしてください。
コアサーバーの詳細はこちら>>複雑なメールアドレスを使うデメリットもある
セキュリティを高めるためにメールアドレスの文字列を複雑にすることには弊害もあります。
特にビジネスシーンでメールの送受信を行う場合、複雑すぎるメールアドレスを使っていると取引先から不審に思われてしまう可能性もあるでしょう。
取引先からの信頼性を高めるためにも、名前や部署、業態などシンプルな文字列のメールアドレスを使うのがおすすめです。
セキュリティの高いメールアドレスを作る際には、取引先からの信頼性という面も考慮するようにしてください。
セキュリティの高いメールアドレスならコアサーバーがおすすめ
セキュリティの高いメールアドレスを作りたいのであれば、コアサーバーで独自ドメインのメールアドレスを作成するのがおすすめです。
コアサーバーにはセキュリティ機能が標準搭載されているため、短い文字列のメールアドレスであってもセキュリティレベルを高められます。
またコアサーバーではメールアドレスごとに1日の送信数を設定できるため、迷惑メール拡散を抑制してセキュリティ強化につながるようになっています。
さらにGmailやYahoo!メールのようなフリーメールではなく、独自ドメインのメールアドレスを使えば取引先からの信頼性にもつながるでしょう。
セキュリティの高さと信頼性の高さを求めるのであれば、コアサーバーで独自ドメインのメールアドレスを作成がおすすめです。コアサーバーV2プランならドメインとの同時申し込みでドメイン更新費用が永久に無料になる特典もあります。コストを抑えつつ、セキュリティと信頼性の高いメールアドレスのコアサーバーで実現させましょう。
コアサーバーのドメイン永久無料詳細はこちら>>独自ドメインで新しいメールアドレスを作る方法は下記の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
安全にメールアドレスを運用する5つのポイント
- 不審なサービスに登録しない
- 定期的にパスワードを変更する
- セキュリティ設定を最適化する
- 迷惑メールに返信をしない
- Web上にメールアドレスを公開しない
安全にメールアドレスを運用するポイントは上記5点です。
上記のポイントを押さえてメールアドレスを運用すれば、情報漏えいや迷惑メールなどの被害にあう確率を下げられます。
ここからそれぞれのポイントについて1つずつ解説します。ぜひ参考にしてください。
不審なサービスに登録しない
安全にメールアドレスを運用するためには、不審なサービスに登録しないようにしましょう。
懸賞サイトやショッピングサイトなどにメールアドレスを登録すると、どこからかアドレスが流出して迷惑メールの対象になりやすいです。
もしメールアドレスの登録が必要な場合には、GmailやYahoo!メールでサービス登録用のメールアドレスを作っておくと安心できるでしょう。
仕事で使うメインのメールアドレスに関しては、不審なサービスに登録しないようにしてください。
定期的にパスワードを変更する
定期的にメールアカウントのパスワードを変更するのも安全にメールアドレスを運用するためのポイントです。
長期間パスワードを変更していないと、メールアカウントを乗っ取られてしまう確率が高くなってしまうからです。
セキュリティ面を考慮するのであれば、最低でも2〜3ヶ月に1回くらいの頻度でパスワードを変更したほうが安心できるでしょう。
定期的にメールアカウントのパスワードを変更し、不正利用されないように対策を行ってください。
メールアドレス乗っ取りの原因と対策について下記でくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
セキュリティ設定を最適化する
メールシステムにおけるセキュリティ設定を最適化することは、安全なメールアドレス運用に欠かせません。
せっかくセキュリティ機能が搭載されたメールシステムを使っていても、設定が最適化されていなければ安全性が低下してしまうからです。
例えば、以下のような設定が最適化されているか確認するようにしましょう。
- ウイルスチェック
- 迷惑メールフィルター
- DKIM/DMARC
セキュリティ機能が搭載されているからと安心せず、しっかりと設定を最適化することでセキュリティレベルを高めるようにしてください。
迷惑メールに返信をしない
もしあなたの受信ボックスに迷惑メールの可能性があるメールが届いても、決して開封して返信をしないでください。
迷惑メールに返信すると、メールアドレスが有効であることが相手に知られ、さらに大量の迷惑メールが届く原因となります。
さらにウイルスやマルウェアに感染してしまうリスクも高まります。
迷惑メールの中には実在のサービスや企業を語って返信を促したり、ID・パスワードの入力を促すフィッシングメールと呼ばれる手口もあるため注意が必要です。
迷惑メールが届いても、決して開封したり返信したりしないよう十分に注意にしてください。
Web上にメールアドレスを公開しない
ホームページやブログなど、Web上にあなたのメールアドレスを公開しないようにしましょう。
インターネット上には、公開されたメールアドレスを自動で収集するロボットが存在し、知らない間に迷惑メールの送信対象になることがあります。
どうしてもWeb上にメールアドレスを公開する必要がある場合には、下記のような対策を行うようにしましょう。
- メールアドレスを画像化して掲載する
- 「info▲example.com(▲を@に置き換えてください)」のような表記にする
- お問い合わせフォームを用意する
Web上にメールアドレスを直接掲載することは情報漏えいや迷惑メールの危険があるため、上記のような対策を行ってセキュリティを高める必要があります。
メールアドレスのセキュリティに関するQ&A
- セキュリティの高いメールアプリは?
- 有料メールアドレスのおすすめ取得方法は?
- 信頼できるメールアドレスとは?
メールアドレスのセキュリティに関するよくある疑問は上記の通り。
ここからそれぞれの疑問について、1つずつ詳しく解説していきます。
セキュリティの高いメールアプリは?
セキュリティの高いメールアプリは上記の通りです。
上記のメールアプリはセキュリティ性能が高く、二段階認証にも対応しているため第三者がログインしにくいツールとなっています。
もしあなたがセキュリティの高いメールアプリを使いたいと考えているのであれば、上記のサービスを検討してください。
有料メールアドレスのおすすめ取得方法は?
有料メールアドレスのおすすめ取得方法としては、レンタルサーバーを契約して独自ドメインのメールアドレスを作成することです。
レンタルサーバーで独自ドメインのメールアドレスを取得すれば、メールアドレスの中に独自のドメイン名が入るので取引先からの信頼性アップにつながります。
さらにセキュリティ機能を搭載したレンタルサーバーであれば、情報漏えいや迷惑メールのリスクも低減できます。
コアサーバーとバリュードメインであれば、簡単な設定のみで独自ドメインのメールアドレスを作成可能です。
高いセキュリティ機能を備えたサーバーとなっているため、セキュリティの高い有料メールアドレスを取得したいのであればぜひチェックしてください。
信頼できるメールアドレスとは?
信頼できるメールアドレスとは、独自ドメインのメールアドレスです。
メールアドレスの中に企業名やブランド名、サービス名、商品名を入れた独自ドメインのメールアドレスを作成すれば、取引先からの信頼性を高められるでしょう。
ビジネスシーンではGmailやYahoo!メールのようなフリーメールアドレスがふさわしくないと考える担当者もいます。
取引先からの信頼を得るためにも、特にビジネス用のメールアドレスは独自ドメインのメールアドレスを使うことをおすすめします。
まとめ:セキュリティの高いメールアドレスを作りましょう
ここまでセキュリティの高いメールアドレスの作り方について詳しく解説してきました。
メールアドレスのセキュリティが低いと、情報漏えいや迷惑メールのリスクが高くなってしまいます。
特にビジネス目的のメールアドレスであれば、セキュリティの高いメールアドレスを使うようにしてください。
もしセキュリティレベルの高いメールアドレスを作りたいのであれば、コアサーバーとバリュードメインで独自ドメインのメールアドレスを作るのがおすすめです。
コアサーバーにはセキュリティ機能が標準搭載されているため、ウイルス感染や迷惑メールを未然に防ぐことができます。
またメールアドレスごとに1日の送信上限数を設定できるため、迷惑メール拡散を抑制してセキュリティ強化につながります。
セキュリティレベルの高いメールアドレスを作りたいのであれば、ぜひチェックしてください。
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