WordPressを使ったECサイトの作り方！メリット・デメリットも解説

2025年11月14日WordPress

「なるべくコストをかけずにネットショップを始めたい」「ブログとECを一緒に運営できたら便利そう」
そんな方に人気なのが、WordPressでECサイトを作る方法です。

WordPressは、世界中で利用されている無料のCMS（コンテンツ管理システム）で、ECサイトにも応用できる柔軟性を持っています。しかし、セキュリティ対策や運用面の知識が不十分なまま始めてしまうと、トラブルにつながるリスクもあります。

そこで本記事では、WordPressを使ったECサイトの作り方や導入するメリット・運用方法・注意点について初心者向けに解説します。

これからサイトを立ち上げたい方は参考にしてください。

さらに、ShopifyやBASEといった既存のECプラットフォームとWordPressを組み合わせる活用法もご紹介。例えば、コンテンツ発信はWordPress、決済はShopifyといったように役割を分ければ、サイト運営の効率化と集客力アップの両立も可能です。

このような柔軟な管理体制を実現するには、自由度の高いディレクトリ設定が可能なコアサーバーがおすすめです。

コアサーバーCORE-Xプランは、月額390円から利用可能な高コスパなレンタルサーバーです。
サーバーとドメインを同時に申し込むと、ドメインが永久無料になる特典も付いており、初期コストを大幅に抑えてサイト運営を始めたい方に最適です。

また、WordPressの自動インストール機能も搭載されており、初心者でも最短1分半でWebサイトの構築が可能。
ぜひコアサーバーをご検討ください。

　

WordPressを使ったECサイトの作り方【2つの方法】

WordPressを使ったECサイトの作り方としては、以下の2つの方法が挙げられます。

ここから、それぞれの方法について詳しく解説していきます。

ECプラグインを導入する

WordPressでECサイトを構築する方法のひとつが、EC専用のプラグイン（拡張機能）を使うことです。

プラグインを導入すれば、商品管理やカート、決済、注文処理など、ECサイトに欠かせないさまざまな仕組みを簡単に追加できます。

代表的なプラグインには以下があります。

• WooCommerce（ウーコマース）
  WordPress公式のECプラグインで、世界中で最も普及している。
• Welcart（ウェルカート）
  日本製のECプラグインで、英語が苦手な利用者でも扱いやすい。

これらのプラグインを導入することで、商品ページの作成、在庫管理、注文処理、決済機能などを一括で対応できるようになります。

ただし、プラグインを入れただけではECサイトが完成するわけではありません。
ショップページのデザインを整えたり、税率や配送方法の設定を行ったりといった作業も必要です。場合によっては、HTMLやCSSなどの基本的な知識が求められることもあるため、初心者の方は無理のない範囲から始めてみましょう。

外部のECプラットフォームと連携する

WordPressでECサイトを作るもう一つの方法が、ShopifyやBASEなどの外部ECプラットフォームと連携させる形です。

外部のECプラットフォームを使えば、WordPressの「ブログ機能」や「コンテンツ管理のしやすさ」と、ShopifyやBASEの高度な販売機能を組み合わせて利用できます。

WordPressと外部ECプラットフォームは、それぞれ得意分野が異なります。
そのため、「集客はWordPress」「販売はShopify（またはBASE）」というように分担することで、それぞれの強みを最大限に活かすことができます。

たとえば、WordPressで作成したブログ記事から商品ページにリンクを貼ることで、自然な流れで購入へと誘導することも可能です。

「ECサイトを立ち上げたいけれど、すべてを自分で管理するのは不安…」という方は、外部サービスとの連携も選択肢のひとつです。
特にShopifyやBASEは初心者でも使いやすい設計になっており、初めてのネットショップ運営にも適しています。

WordPressでECサイトを作るメリット4つ

WordPressでECサイトを作るメリットは、以下の4つです。

以下より、それぞれのメリットについて1つずつ詳しく解説します。

費用を抑えてECサイトを作成できる

WordPressでECサイトを構築する大きなメリットのひとつは、初期費用や月額費用を抑えられる点です。

WordPress本体やWooCommerceなど主要なECプラグインは基本的に無償で利用できるため、他のECプラットフォームやゼロからシステムを開発する場合と比べて、低コストで構築できます。

必要経費としてはドメイン代とサーバー代がかかります。ただし、コアサーバーのようにコストパフォーマンスに優れたレンタルサーバーを選べば、月額390円から利用可能です。

個人事業主やスタートアップなど、限られた予算で自社のECビジネスを始めたい場合には、WordPressを活用したECサイト構築は有力な選択肢といえます。

コンテンツSEOによる集客ができる

WordPressでECサイトを構築する大きなメリットのひとつが、「コンテンツSEO」を活用した集客ができることです。

コンテンツSEOとは、ユーザーの疑問や課題を解決する有益な情報を作成・発信し、検索エンジン経由の訪問者を増やして購買へ導くマーケティング戦略の取り組みです。

たとえば、「ギフトにおすすめのお菓子10選」といった記事を通じて、興味を持った人をあなたのECサイトに呼び込むことができます。

このような記事はお店や商品の魅力を自然に伝えながら、検索で見つけてもらいやすくする効果があるため、売上アップにもつながりやすいのです。

WordPressはもともとブログを作るためのツールとして誕生したため、

といった特長があり、検索エンジンに評価されやすい設計になっています。

WordPressなら、ECサイトとブログを同じドメイン（例：https://example.com）で一体運用できるため、Googleからの評価も得やすくなります。

たとえば、「お菓子の販売サイト」と「お菓子に関する読みもの記事」が同じ場所にあることで、Googleは「このお店は専門的な情報も発信している信頼できるサイト」と判断し、検索結果で有利になる可能性があります。

広告に頼らず、「検索から自然にお客様が集まる仕組み」を作りたい方は、ぜひコンテンツSEOを意識したサイト運営を検討してみてください。

必要な機能を簡単に追加できる

WordPressはプラグインを利用することで、ECサイトの構築や運営に必要な機能を柔軟に拡張できる点が強みです。

ECサイトを運営していると、顧客ニーズや市場の変化に応じて新しい仕組みが必要になる場面が出てきます。

WordPressでサイトを構築していれば、プラグインを導入するだけで不足している機能をすぐに補えます。

追加できる代表的な拡張機能は以下の通りです。

• 新しい決済手段
• 定期購入やサブスクリプション対応
• クーポン・ポイントシステム
• 多言語化や複数通貨対応

さらに、EC機能に限らず、お問い合わせフォームやセキュリティ関連の仕組みなども、プラグインで簡単に取り入れられます。

専門知識がなくても必要な機能を柔軟に拡張できる点は、WordPressを利用したECサイト構築の大きなメリットといえます。

1つの管理画面でECとブログの両方を管理できる

WordPressを使えば、ネットショップとブログの両方を1つの管理画面（ダッシュボード）からまとめて操作できるのも大きなメリットです。

たとえば、

といった「販売」と「情報発信」の業務を、1つの場所からスムーズに操作できます。

たとえば、ShopifyやBASEなどの外部ECプラットフォームとWordPressを組み合わせて使う場合、それぞれに別々の管理画面があり、作業ごとにログインし直したり、画面を切り替えたりする必要があります。
そのため、運営が複雑になりやすく、更新作業の手間やミスが増えるリスクもあります。

WordPressを使えば、ひとつのダッシュボードですべてを完結できるので、作業効率が上がり、時間や労力のムダを省けます。
特に、1人または少人数でサイトを運営する場合には、「管理がラク」という点がとても重要なポイントになります。

WordPressでECサイトを作るデメリット4つ

WordPressでECサイトを作るデメリットは、以下の4つです。

まずは、WordPressと外部のECプラットフォーム（Shopify・BASEなど）との違いを表で比較してみましょう。

項目	WordPress	外部ECプラットフォーム
セキュリティリスク	自分で対策が必要。プラグイン管理や脆弱性対応も必須	プラットフォーム側で対策されており、管理の手間が少ない
カスタマーサポートの有無	原則なし（自己解決）。不具合時はフォーラムや検索が頼り	専用サポートあり。トラブル時も対応がスムーズ
新しい決済方法への対応	専用プラグインが必要。未対応サービスも多い	多数の決済に標準対応。最新サービスも随時追加される
ネットショップ機能の実装難易度	一部機能はHTML/CSSなどの知識が必要な場合も	初期設定で多くの機能が用意されており、カスタマイズ不要

このように比較すると、WordPressは自由度が高い分、「自分でなんとかする必要がある」場面が多いのが特徴です。
一方、外部のECプラットフォームは最初から機能やサポートが整っているため、初心者でも安心してネットショップ運営が始められる設計になっています。

以下では、それぞれのデメリットについてさらに詳しく解説していきます。

セキュリティリスクが高い

WordPressは非常に便利で柔軟性が高い一方、セキュリティリスクが大きいことがデメリットです。

W3Techsの調査によれば、WordPressは全世界のウェブサイトの40%以上で利用されています。
※以下はW3Techsの引用です

WordPressは、私たちが知る限りのコンテンツ管理システムを採用しているウェブサイト全体の60.7%で使用されています。これは、ウェブサイト全体の43.3%に相当します。

W3Techs

結果として、ハッカーにとってWordPressサイトは格好の標的となり、脆弱性を突いた攻撃が日常的に繰り返されています。

もしセキュリティ上の欠陥を突かれれば、Webサイトの改ざんや情報漏えい、マルウェア感染といった被害が想定されます。

セキュリティリスクの高さはWordPressの大きな弱点であり、十分に認識しておく必要があります。

Webサイトの乗っ取り（改ざん）被害を受けた際の対処法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

カスタマーサポートがない

WordPressは無料で誰でも利用できますが、有料サービスとは異なり、トラブル発生時にサポートを受けられないことが欠点です。

WordPressはボランティア開発者のコミュニティによって開発・運営されているオープンソースソフトウェアであることから、コストのかかるカスタマーサポートは提供されていません。

ECサイトを運営していると、サイトが表示されなくなったり、決済が正常に動作しないなどの問題が起こる場合があります。その際は自力で原因を調べ、解決しなければなりません。

一方、ShopifyやBASEといった有料ECプラットフォームでは、月額利用料がかかるものの、手厚いサポート体制が提供されており不具合が起こってもすぐに相談できます。

特にECサイト運営初心者にとって、カスタマーサポートが用意されていない点は大きなデメリットです。

新しい決済方法への対応が難しい

WordPressでECサイトを運営する場合、新しい決済方法を導入する際に手間やコストがかかることが欠点です。

WooCommerceやWelcartなどのECプラグインでは、クレジットカード、銀行振込、代金引換といった主要な決済手段に標準で対応しています。

しかし、PayPayやPaidyなどの新しいサービスを利用するには、専用プラグインを追加する必要があります。

希望する決済方法に対応したプラグインが存在しなければ、導入自体ができません。

一方で、ShopifyやBASEなどの外部ECプラットフォームでは、最初から多くの決済手段に対応しており、サービス側が新しい決済方式にも積極的に対応してくれる傾向があります。

そのため、最新の決済ニーズに柔軟に対応したい方にとっては、WordPressはやや不便に感じる場面があるかもしれません。

「幅広い決済方法を提供したい」「新しいサービスをどんどん取り入れたい」と考えている方は、WordPressでの構築を選ぶ前に、導入可能な決済手段をしっかり確認することが大切です。

ネットショップとしての機能実装が難しい

WordPressは汎用的なCMSであり、ECサイト専用に設計されたシステムではありません。

このため、ShopifyやBASEなどの特化型プラットフォームと比べると、特定機能を追加・調整する際に専門知識や作業負担が生じる場合があります。

たとえば、次のような機能を導入するにはPHPやJavaScriptといったプログラミング言語を用いた高度な開発が必要です。

一方、ShopifyやBASEのようなサービスでは、ECサイトに必要な仕組みが最初から組み込まれており、カスタマイズを行わなくても同様の機能を利用できます。

将来的に多機能な拡張を視野に入れて本格的なEC事業を展開するのであれば、外部のECプラットフォームの利用も検討すべき選択肢となります。

WordPressでECサイトを構築している3つの事例

WordPressでECサイトを構築している事例を、3つご紹介します。

以下より、それぞれの導入事例について詳しく解説します。

HAPPY NUTS DAY

出典：HAPPY NUTS DAY

「HAPPY NUTS DAY」の公式サイトは、WordPressとECプラグインを組み合わせて構築された優れた事例です。

トップページには商品の写真やブランドコンセプトを伝える動画が掲載され、訪問者の関心を引き寄せます。

「JOURNALページ」にはブログ記事が一覧形式で表示され、WordPressのブログ・メディア機能が効果的に活用されています。

ブランドの魅力を伝えつつ、シンプルで分かりやすいECサイトを実現したい場合は、「HAPPY NUTS DAY」のサイトが参考になります。

EDIT LIFE

出典：EDIT LIFE

「EDIT LIFE」の公式サイトは、WordPressの柔軟性を活かし、ブランドコンセプト「編集された暮らし」を体現した優れたECサイトの事例です。

このサイトでは商品販売に加えて、カテゴリー「マガジン」で暮らしを豊かにする記事を多数発信しています。

料理のレシピ、旅のエッセイ、プロダクトの背景にあるストーリーなど、読者をブランドの世界観へ引き込むコンテンツが豊富に掲載されています。

マガジン部分はWordPressのブログ機能を基盤として構築されています。

ECサイトでありながら読み物としての楽しさを提供することで、顧客との長期的な関係を築き、購入へと結び付けています。

株式会社ノヴァ

出典：株式会社ノヴァ

「株式会社ノヴァ」は、オーガニックドライフルーツやナッツを扱う食品会社です。

同社の公式サイトは、コーポレートサイトとECサイトを一体化させた、WordPressの優れた活用事例といえます。

「会社案内」や「ノヴァのこだわり」といった企業情報ページから、「商品一覧」や「購入ガイド」へスムーズに遷移できます。

この導線設計により、ユーザーは企業への信頼を高めながら、安心して買い物を進められます。

「株式会社ノヴァ」のホームページはECサイトでありながら、ブログや企業情報を通じてブランドの背景や商品の特徴を丁寧に伝えることで、単なる物販にとどまらず顧客との信頼関係を築いています。

WordPressでECサイトを作るのに必要な費用

WordPressでECサイトを構築する場合、「自分で作るか」「プロに外注するか」で費用が大きく変わります。
以下に、それぞれの費用目安を表にまとめました。

費用項目	自作の場合の目安費用	外注の場合の目安費用
WordPress本体・ECプラグイン	無料	無料（構築作業に含まれる）
ドメイン代	年間 1,000円〜2,000円程度	プランに含まれる or 別途
レンタルサーバー代	月額 500円〜3,000円程度	プランに含まれる or 別途
有料テーマ（任意）	1万〜2万円（買い切り）	含まれる／オリジナルデザインの場合あり
有料プラグイン（任意）	年間 5,000円〜3万円	構築内容により変動
小規模ECサイト構築費用	ほぼ無料〜年間 1万円未満も可能	50万〜150万円
中規模・大規模サイト構築費用	―	150万〜300万円以上（内容により変動）

「まずは小さく始めたい」「コストを抑えたい」なら自作がおすすめ。
一方、「事業としてしっかり運営したい」「見た目や操作性にこだわりたい」場合は外注も検討の価値があります。

あなたのECサイトに割り当てられる予算や目的、運用体制に合わせて、最適な方法を選びましょう。

ホームページ作成費用の相場については、以下の記事で詳しく解説しています。

既存のECシステムとWordPressの連携がおすすめ

ECサイトを運営する際には、ShopifyやBASEなど既存のECシステムとWordPressを組み合わせる方法が有効です。

WordPressはブログ記事やメディアコンテンツの作成・発信に優れており、集客力を高められます。
自社サイトを活用して効果的に集客する方法については、「オウンドメディアとは？」の記事でも詳しく解説しています。

一方、ShopifyやBASEといったプラットフォームは、商品管理や在庫管理、決済、注文処理、顧客対応など、販売に必要な機能を最初から備えています。

両者を連携すれば、「集客はWordPress、販売はECシステム」と役割を分け、それぞれの強みを最大限発揮できます。

たとえば、BASEでネットショップを運営しつつ、WordPressでブログを発信する場合は、サブドメイン構成で分けるのが現実的です。
例：

• ECサイト（BASE）：https://shop.aaa.com
• ブログサイト（WordPress）：https://aaa.com

このように分ければ、BASEのサブドメイン仕様に沿いつつ、見た目も統一されたブランドサイトとして運用できます。
 WordPressで作成した記事から、BASEの商品ページ（https://shop.aaa.com/items/◯◯◯）へリンクを設置すれば、自然な流れで購買につなげられます。

Shopify等では、外部サーバーのWordPressをサブディレクトリ表示（/blog）に見せる構成ができないため、
リバースプロキシ（例：Cloudflare Workersなど）を利用する必要があり、専門的な設定が必要で、初心者には難易度が高めです。

そのため、「ECサイトをサブドメイン（shop.〜）、WordPressをメインドメイン」にする構成が最も現実的で安定しています。

WordPressでECサイトを運用する際の注意点

WordPressでECサイトを運用する際の注意点は、以下のとおりです。

これらを怠ると、サイトが表示されなくなったり、不正アクセスや情報漏えいといった被害を受ける恐れがあります。

特にECサイトの場合、わずかな不具合やセキュリティ事故でも信頼を失い、売上減少につながることがあります。

長期的に安定した運営を実現するためにも、上記のポイントを意識して管理することが必須です。

WordPressでECサイトを運用したいと考えているなら、コアサーバーCORE-Xプランがおすすめです。

「初めてでも安心して始めたい」「コスパよく長く運用したい」そんな方は、ぜひチェックしてみてください

WordPressでECサイトを作成する際のよくある質問

WordPressでECサイトを作成する際の、よくある疑問は以下のとおりです。

ここから、それぞれの疑問について1つずつ詳しく解説します。

WordPressでECサイトを構築するためのおすすめプラグインは？

WordPressでECサイトを構築する際におすすめのプラグインを以下にまとめました。

• WooCommerce
• Welcart
• EC-CUBE for WordPress
• Easy Digital Downloads（EDD）
• Ecwid Ecommerce Shopping Cart

これらを導入すれば、低コストで手軽にECサイトを立ち上げられます。

運営目的や取り扱う商品のジャンルに合わせて、最適なプラグインを選択するとよいでしょう。

無料でWordPressを使ったECサイトを作れる？

WordPressを使えば、無料でECサイトを作成できます。

WordPress本体やECプラグイン、テーマはすべて無償で提供されており、費用を抑えてサイトを構築できます。

ただし、次の費用は別途発生します。

• レンタルサーバー代（月額数百円〜数千円）
• ドメイン代（年間数百円〜数千円）
• 決済手数料（売上金額の2.5%〜4%）

ShopifyやBASEのように月額利用料や初期開発費が発生するECプラットフォームと比べると、WordPressは「使う分だけ」コストがかかる仕組みです。

不要な機能に対して費用を払う必要がなく、必要なものだけにコストをかけられるのが大きなメリットです。

「最初は小さく始めて、必要に応じて機能を拡張したい」
そんな方には、WordPressでのECサイト構築は非常に現実的かつ柔軟な選択肢といえます。

WordPressのECサイト作りにおすすめのテーマは？

WordPressによるECサイト構築に適したテーマは、以下のとおりです。

• Storefront
• Market
• ICONIC

これらのテンプレートはECプラグイン「WooCommerce」や「Welcart」に対応しており、デザイン性やカスタマイズ性に優れています。

ECサイトに必要な機能やデザインを整えたい場合は、上記のWordPressテーマが有力な選択肢となります。

企業がWordPressを使わない理由は？

企業がWeb制作にWordPressを採用しない理由は以下のとおりです。

• セキュリティリスクが高い
• オリジナルデザインの制作にはコストがかかる
• 専門知識を持つ人材の確保が必要

WordPressは世界的に利用されているCMSであるため、常にハッカーの標的となっています。

プラグインやテーマ、WordPress本体の更新を怠ると、ハッキングや情報漏えいの危険性が高まります。

また、WordPressは無料で利用できますが、独自デザインの作成や機能追加には専門的な開発が求められる点も課題です。

さらに、バージョン更新やセキュリティ対策などを適切に実施するには、WordPressに詳しい人材の確保が不可欠であり、これも企業が採用を避ける理由の一つとなっています。

まとめ：WordPressを使ったECサイトの作り方を実践しよう

ここまで、WordPressを使ってECサイトを構築する方法や、メリット・デメリット、運用のポイントまで詳しく解説してきました。

WordPressでECサイトを作る方法は、主に以下の2パターンです。

それぞれに特長がありますが、集客と販売の役割を分けて運用するスタイルが、成果につながりやすい傾向にあります。
たとえば、販売はECプラットフォーム、情報発信はWordPressブログで対応することで、SEOとユーザー体験の両立が可能になります。

これからWordPressを始めようと考えている方には、コアサーバーCORE-Xプランがおすすめです。

• 月額390円から利用できる高コスパ
• WordPressを最短1分半でインストール可能
• サーバーと同時にドメインを申し込むと、更新費用が“永久無料”に！

さらに、セキュリティ・バックアップ・表示速度も強化されており、ECサイト運営に必要な安心環境が整っています。

「なるべくコストを抑えながら、自分らしいECサイトを育てていきたい」そんな方は、ぜひコアサーバーの導入を検討してみてください。