メールが届かない・受信しない原因は?解決する5つの方法を紹介

2023年4月28日インターネット

メールは現代において主要なコミュニケーション手段のひとつであり、ビジネスやマーケティングを行う上では欠かせないツールです。

ただ最近は受信側にメールが届かないということも多くなってきており、ビジネスに支障が生じることも多くなっています。

そこで本記事では、

  • メールが届かない・受信しない原因
  • メールが届かない問題を解決する方法

について詳しく解説をしていきます。

ビジネスやマーケティングでメールを活用している人にとって必見の内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでください。

メールが届かない5つの原因

メールが届かない原因

メールが届かない5つの原因
  1. 送信メールアドレスが間違っている
  2. 受信側のフォルダ容量がいっぱいになっている
  3. メールサーバーのトラブルによるエラー
  4. 迷惑メール設定で弾かれている
  5. 迷惑メールフォルダに入ってしまっている

相手にメールが届かない原因として考えられるのは上記5つ。

もしあなたのメールがなかなか届かないのであれば、上記のどれかが原因となっている可能性が高いです。

ここからそれぞれの原因について詳しく解説していきます。

送信メールアドレスが間違っている

送信メールアドレスが間違っていることでメールが届かないことがあります。

基本的なことかもしれませんが、意外と見落としている可能性もあるのでチェックを忘れないようにしてください。

大文字が小文字になっていたり、半角スペースが入ってしまっているだけでもメールが届かないため、送信前に確認するのがおすすめです。

手打ちで入力すると間違える可能性が高いので、メールアドレスは必ずコピー・アンド・ペーストで入力するようにしましょう。

受信側のフォルダ容量がいっぱいになっている

受信側のメールフォルダ容量がいっぱいになっていることでメールが届かないことも考えられます。

メールサーバーには上限が決まっているため、過去のメールを削除せずに残しておくと新しいメールを受信できない原因に。

送信側の設定に問題がないのであれば、受信側のメールフォルダの容量を確認してもらうようにしましょう。

メールサーバーのトラブルによるエラー

メールサーバーのトラブルなどによって送信したメールが相手に届かないことも考えられます。

サーバーへの負荷の増大や一時的なシステムメンテナンスなどで動作が止まってしまうと、正常なメールの送受信が行えなくなってしまうような形です。

他にも操作や設定のミス、プログラム上のバグ、メンテナンスの不備などによってメールサーバーエラーが発生してしまうような状況になります。

各社の対応によって最近はサーバーエラーの件数は減ってきていますが、メールが届かないという場合には利用サーバーの障害情報やメンテナンスの告知を確認するようにしてみてください。

迷惑メール設定で弾かれている

受信側の迷惑メール設定で送信したメールが弾かれていることも、メールが届かない原因のひとつです。

サーバー管理会社やメーラーソフトの開発元は迷惑メール対策のためにセキュリティシステムを導入しているため、届くべきメールまで迷惑メールとして弾いてしまうケースがあります。

特に「〇〇@docomo.ne.jp」や「〇〇@ezweb.ne.jp」などの携帯キャリアから提供されているメールアドレスの場合、携帯キャリア以外からのメールを受け取らない設定になっていることも多いです。

もし受信者側が携帯キャリアのメールアドレスを使用している場合には、メール設定を確認してもらうようにしてみましょう。

迷惑メールフォルダに入ってしまっている

送信メール自体は受信側に届いていても、受信フォルダではなく迷惑メールフォルダに入ってしまっているケースもあります。

最近は迷惑メール振り分けのフィルタリングが強化されているメーラーが増えているので、必要なメールであるにも関わらず迷惑メールフォルダに入ってしまうことも多いです。

GmailやYahoo!メールではなく独自ドメインのアドレスから送信したり、SPF認証やDKIM認証を使えるサーバーを利用することで迷惑メールフォルダに振り分けられるのを防ぐことができます。

送信メールが迷惑メールフォルダに入ってしまうと受信者側からは届いていないのと同じになるので、迷惑メールフォルダに入らないような対策を行いましょう。

メールが届かないのを解決する5つの方法

メールが届かないのを解決する方法

メールが届かないのを解決する5つの方法
  1. 迷惑メールでよく使われる言葉を件名や本文に使わない
  2. 受信者にメール受信設定を見直すように促す
  3. 画像の多用やファイル添付を控える
  4. 独自ドメインのメールアドレスから送信する
  5. SPF認証とDKIM認証を使えるサーバーを利用する

メールが届かないトラブルを解決する方法は上記5つです。

これらの対策を行うことによって、送信したメールが相手に届かないというトラブルを減らすことができます。

ここからそれぞれの対策方法について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

迷惑メールでよく使われる言葉を件名や本文に使わない

迷惑メールで多用される言葉を件名や本文に使わないようにしましょう。

サーバーやメーラーソフトはメールの件名や本文のキーワードを読み取って迷惑メールかどうかを判断しているためです。

迷惑メールでよく使われる言葉の一例としては、

  • 「無料で稼げる」
  • 「今だけ」
  • 「アダルト系キーワード」

などになります。

送信したメールがなかなか届かないと悩んでいる人は、メールの件名や本文を見直してみてください。

受信者にメール受信設定を見直すように促す

受信者側にメールの受信設定を見直すように促すこともメールが届かないトラブルの解決策として有効です。

特に迷惑メール拒否設定が行われていると、サーバーがスパムメールだと判断したときに迷惑メールフォルダに振り分けられてしまいます。

特定のメールアドレスを受信する設定を行うこともできるので、こちらの送信メールアドレスを相手に登録してもらうのもおすすめです。

受信者側にメールが届かない原因がある場合には、受信設定を見直すように伝えてみましょう。

画像の多用やファイル添付を控える

メール内に画像を多用したり、容量の大きすぎるファイルを添付しないようにしてください。

メールに画像が添付されていると読者から不審なメールだと判断されてしまい、迷惑メールに振り分けられてしまうケースが多いです。

ファイルを添付する際には2〜3MB程度の容量に抑えるようにしてみてください。

もし大容量の画像や動画、PDFなどを渡したい場合には、メール本文から別ページに誘導してから送るなどの工夫をした方がよいでしょう。

大容量のファイルを転送できるサービスとしては、

などがあるのでこちらもぜひ利用してみてください。

大容量のファイルを添付すると容量オーバーで届かないケースもありますので、確実に届けたいメールには添付ファイルを付けないのがおすすめです。

独自ドメインのメールアドレスから送信する

GmailやYahoo!メールなどの共用ドメインではなく、独自ドメインのメールアドレスから送信するのも有効です。

共用ドメインの場合には同じドメインを利用している他者が迷惑メールを送っている場合、まったく関係のないあなたのメールまで迷惑メールだと判断されてしまうケースがあります。

特に事業者としてメールを配信するのであれば、独自ドメインを取得してメールアドレスを作成するのがおすすめです。

バリュードメインとコアサーバーを使って新しいメールアドレスを作る方法については下記の記事で詳しく解説しています。

SPF認証とDKIM認証を使えるサーバーを利用する

SPF認証とDKIM認証を使えるサーバーを利用してメールを送るのも確実にメールを届けるために有効な方法です。

SPF認証

SPF認証の図解

DKIM認証

DKIM認証の図解

SPF認証 送信元のメールアドレスが怪しいものでないと確認する仕組み
DKIM認証 メール本体に電子署名を付与して送信元の認証を行う仕組み

SPF認証とDKIM認証の内容は上記の通りとなっており、送信元のメールアドレスが正しいものであると認証するための仕組みになっています。

  1. SPF認証
  2. DKIM認証

の2つを利用することで受信者のメールサーバーから不審なメールだと判断されることが減り、迷惑メールとして弾かれるのを回避することが可能です。

SPF認証とDKIM認証の2つが利用できるサーバーは国内でも限られていますが、コアサーバーのV2プランであれば利用することができます。

送信メールを受信側に確実に届けたいと考えているのであれば、ぜひ利用してみてください。

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コアサーバーならSPF認証とDKIM認証の設定が可能

コアサーバーのV2プランではSPF認証とDKIM認証の設定を行うことが可能です。

SPF認証は他の国内サーバーでも設定できることが多いですが、DKIM認証まで設定できるサーバーはほとんどありません。

コアサーバーでDKIM認証の方法に関してここから解説していきます。

まずはコアサーバーのコントロールパネルより、左メニューの「メール」をクリックしてください。

続いて、右側の「DKIMを有効」というボタンをクリックします。

「SUCCESS」という文字が表示され、ボタンの文字が「DKIMを無効」に変わったら設定完了です。

設定が完了したらコアサーバーのサポートまで連絡し、DKIMの追加設定を依頼しましょう。

サポートから返信が届いたら、指示された文字列をドメインのDNS設定に貼り付ければ設定完了です。

SPF認証だけでなくDKIM認証も行うことで迷惑メールとして弾かれてしまうリスクを減らすことができますので、確実にメールを届けたい人はぜひ試してみてください。

バリュードメインとコアサーバーを使って独自ドメインのメールアドレスを作る方法に関しては、下記の記事でも詳しく解説しています。

まとめ:メールが届かない原因を解決しましょう!

ここまでメールが相手に届かない原因や解決するための方法について詳しく解説してきました。

メールはビジネスシーンで必ず必要になるコミュニケーション手段であり、メールの到達率はビジネスの成果に直結します。

せっかくメールを送っても相手に届かなければ意味がなくなってしまうので、確実にメールが届くような対策を行っておくのは非常に重要です。

バリュードメインコアサーバーを使えばSPF認証とDKIM認証によって迷惑メールに振り分けられにくい設定を簡単に行うことができます。

送ったメールを確実に受信側に届けたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を監修した人
藤田伸広
藤田 伸広

GMOデジロック インフラエンジニア
データセンター周りから運用まで担当しております。営業職からエンジニアに転職して15年。趣味は自然に触れる事と音楽鑑賞。
▽登壇実績
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/event/1080198.html

Posted by admin-dev


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