ドメインの運営を支えるレジストリとレジストラの違い

2021年5月25日ドメイン

 

「レジストリ」と「レジストラ」は1文字違いでよく似ていますが、共にドメインに深いかかわり合いがあります。レジストリはドメインの発行や管理をする団体・企業、レジストラはドメインの販売業者を表します。

2つの言葉の理解を深めつつ、ドメインの管理・販売ルールの仕組みを説明します。

レジストリとは

ドメインの一番右の文字列のトップレベルドメイン(TLD)毎に元締めとなるレジストリが存在します。各ドメインはレジストリにより、「 . 」で区切られたラベル毎に体系化して管理されています。(詳しくはDNSサーバーの仕組みを参照ください)

.com / .net / .jp など、ドメインの種類は1,000以上にもおよび、それぞれレジストリと呼ばれる団体が管理しています。

代表的なドメインのレジストリ

カテゴリ ドメインの種類 レジストリ
一般ドメイン .com / .net VeriSign Inc.
.info Afilias Inc.
.biz NeuStar Inc.
.org Public Interest Registry
国別ドメイン .jp (株)日本レジストリサービス(JPRS)
.us NeuStar Inc.
新ドメイン .shop / .tokyo GMOドメインレジストリ(株)

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レジストリの主な役割

ドメイン名の発行と運用

申請要求のあったドメイン名が空いているかの判断を行い、空きであれば発行を行います。新しく登録されたドメインは有効期限が設けられ、レジストリのルールに沿ったライフサイクル※1で運用されます。

※1:多くのドメインの有効期限は1年ですが、1年経過後にいきなり利用できなくなるわけではありません。一定の復活の猶予期限、その後に登録禁止期間が設けられるなど、ドメインによって運用規則に違いがあります。

データベースの管理

レジストリはドメイン名の管理をデータベースで行なっています。ドメイン名の登録は、登録者の組織・氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどの情報を提出しなければなりません。ドメインと一連の関連情報をレジストリデータベースとして管理しているのです。レジストリデータベースに登録されている情報はWHOISと呼ばれ、インターネット上に公開されていて、専用サイトで誰でも閲覧することができます。

DNSサーバーの運営

トップレベルドメイン(TLD)の権威DNSサーバーの運営はレジストリによって行われています。DNSの頂点に立つルートサーバーには各TLDのDNSサーバーのIPアドレス情報が、TLDのDNSサーバーには各ドメイン名のDNSサーバーのIPアドレスの情報が入っています。DNSはドメインの上位から順に構造化されているのです。

レジストリを管理する最上位機関「ICANN」

レジストリはICANN(アイキャン)からの認定を受けなければなれません。ICANNはアメリカにある、全世界のドメインとIPアドレスを統括する非営利法人です。
インターネットの大切な資源であるドメイン名とIPアドレスを、いずれかの国や組織に優位に働くことなく、公平で中立的な立場で調整をしています。
ドメイン名を検索すれば必ずデータに呼応するWebサーバー(IPアドレス)にたどり着ける様に、DNS※2の頂点に立つルートサーバーの監視も行なっています。

※2:ドメイン名とWebサーバーのIPアドレスを関連付ける機能です。

レジストラとは

ドメインを一般ユーザーに向けて販売する業者で、ICANNと契約を結ぶ必要があります。レジストラは契約しているレジストリのデータベースに直接情報の問い合わせをする権限もっています。
レジストラはドメインの販売価格やオプションサービスを自在に決められ、一般ユーザー側は都合の良いレジストラを選んで購入すれば良いのです。

レジストラの主な役割

一般ユーザーからのドメインの登録申請を受付け、レジストリデータベースにドメインの登録の可否を問い合わせをして、その結果を返答します。
ドメインの種類にもよりますが、 WHOISの管理や提供、レジストラが管理しているドメインの登録者情報が正確であるかの確認もしなければなりません。

ドメイン登録代行業者のリセラー

レジストラと契約して販売する業者をリセラーと呼びます。バリュードメインはリセラー(登録代行業者)に該当します。一般ユーザーから申請のあったドメイン名の登録を、レジストラに対して申請を行います。
ただし、JPドメインに関しては、レジストリであるJPRSと直接販売契約を結んでいるのでレジストラ(指定事業者)のポジションです。

バリュードメインが契約しているレジストラ

バリュードメインでは3社のレジストラ GMO(ジーエムオー)、eNom(イーノム)、KeySystems(キーシステムズ)と契約をしています。
この3社からVeriSignが発行するドメイン「.com」を仕入れてます。Webサイトの公開やメールの送受信ができるという最終的な結果は同じですが、販売元のレジストラによりバリュードメイン上でもサービスに多少の違いがあります。

バリュードメインで登録できる「.com」

レジストラ 所在国 価格 URL・メール転送機能※3 コントールパネルの利用※4
GMO 日本 1,280円 ×
eNom アメリカ 1,300円
KeySystmes ドイツ 1,290円 × ×

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※3:ドメインに付属する転送機能
※4:レジストラが提供するコントロールパネル

GMOの最大のメリットは日本の企業であることです。レジストラを介してのやり取りやレジストラへの連絡が必要になった時、日本語なので疎通がスムーズです。
ただし、ドメインの種類によってはレジストラでの取り扱いがないものもあります。

バリュードメインはドメインの登録代行業者および、JPRSの指定事業者です。570種類以上の豊富なドメインを低価格で販売しております。また、WHOIS情報公開代行※5や、DNSサーバーも無料にてご提供。プライバシーを保護し、自由度の高いドメインの運用が特徴です。

※5:WHOISで登録者の情報に代わり、バリュードメインの名義が公開されるサービスです。

おわりに

あまり馴染みのない「レジストリ」と「レジストラ」をご理解いただけたでしょうか?
ここまで述べた内容を要約すると…

  • レジストリはドメインの発行やルールに則した運用管理を行う団体・企業。
  • ドメインの最上位機関「ICANN」により、世界で公平・中立的な運営が行われている。
  • レジストラはドメイン販売業者で、レジストリのデータベース情報にアクセスする権限をもつ。
  • バリュードメインはレジストラと契約してドメインの登録代行を行う「リセラー」と「レジストラ」を兼任。

ドメインを取得・登録する際は、販売会社によるサービスや価格の違いを調べてからのご利用をおすすめします。

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Posted by admin-dev


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