トップページとは？ホームページにおける役割や構成、作り方のポイントを解説

2025年9月24日ホームページ作成

ホームページを作ろうと思ったとき、誰もが最初に向き合うのが「トップページ」の存在です。
しかし、いざ作成に取りかかろうとすると、「トップページって何から始めればいいの？」「必要な要素は？」と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

トップページは、サイト全体の第一印象を左右する重要なページです。それだけに、どのように構成し、どんな情報を載せるかがホームページ全体の成果にも影響を与えます。

本記事では、ホームページ初心者の方に向けて、トップページの役割や基本構成、作成時のポイントをわかりやすく解説します。
「これからホームページを作ってみたい」と考えている方は、まずトップページの理解から始めてみましょう。

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トップページとは？

トップページとは、「ホームページの顔」ともいえるページです。

ホームページの階層構造の最上位に位置し、ユーザーを知りたい情報へと誘導する役割があります。

一般的にホームページは以下のような階層構造になっており、その最上位に位置するのがトップページです。

トップページに会社情報やサービス紹介など、すべての情報を盛り込んでしまうと、情報量が多くなりすぎて訪問者にとって読みづらくなってしまいます。

ホームページにおけるトップページは、本の表紙や目次のように、訪問者にWebサイトの目的や内容を示す役割があります。

トップページがもつ3つの役割

トップページがもつ役割は、以下の3つが挙げられます。

ここからそれぞれの役割について、1つずつ詳しく解説していきます。

ホームページの雰囲気や信頼性を伝える

トップページは、多くの訪問者が最初に目にする場所であり、ホームページの第一印象を決定する重要な要素です。

実際に、ユーザーはページにアクセスしてからわずか数秒でそのサイトの雰囲気を判断するとされています。
そのため、トップページの構成やデザインが分かりにくかったり、信頼感に欠けたりすると、すぐに離脱されてしまう可能性が高くなります。

以下のようなポイントを意識することで、分かりやすく信頼されるトップページを作ることができます。

弊社GMOデジロック株式会社のコーポレートサイトのトップページでは、ページの上部には、「GMO DigiRock」のロゴがしっかりと表示されており、どの企業のサイトかがすぐに分かるようになっています。

中央には、企業の理念を表す「誠実であり、真摯であること。」というメッセージが掲載して、視覚的にも印象に残るデザインを心がけています。

このように、訪問者が迷わず必要な情報にたどり着ける工夫をすることで、信頼されるトップページを実現することができます。

ホームページを作成する際は、ぜひ「使いやすさ」と「信頼性」を意識したトップページづくりを心がけてみてください。

ユーザーを適切なページへ誘導する

トップページは、多くの訪問者が最初にアクセスするページであり、サイト全体の入り口としての役割を持っています。
訪問者が求める情報へスムーズに移動できるように設計することで、ホームページの使いやすさや印象が大きく変わります。

たとえば、お問い合わせや商品購入、会員登録といった具体的な目的がある場合でも、トップページから適切に誘導できれば、ユーザーの満足度を高め、行動を促すことができます。

弊社GMOデジロック株式会社のホームページでは、ページ右上に「ABOUT」「SERVICE」「NEWS」「CONTACT」などのグローバルメニューをわかりやすく配置しています。
これにより、訪問者は迷うことなく目的のページへ素早くアクセスできるようになっており、ユーザー体験の向上につながっています。

ホームページの目的に応じて、トップページ上で「どこに誘導すべきか」を意識した設計を行うことが重要です。
わかりやすい導線を作ることで、訪問者がスムーズにアクションを起こしやすくなります。

最新情報や重要な情報を伝える

トップページには、サイトの最新情報や重要なお知らせを伝える大切な役割があります。
特に以下のような情報を適切に掲載することで、ユーザーの関心を引き、リピーターの獲得やお問い合わせ・購入といったコンバージョンにつなげることが可能です。

このような情報は、リピーターの獲得やお問い合わせ・購入といったコンバージョンにも直結するため、定期的に更新することが大切です。

たとえば、弊社サービス「バリュードメイン」では、トップページに「information（お知らせ）」という枠を設けて、最新の情報やメンテナンス状況を掲載しています。
これにより、訪問者はトップページを見るだけで現在の運営状況を把握できるため、安心してサービスをご利用いただけます。

トップページに最新情報をわかりやすく掲載することは、ユーザーとの信頼関係を築くうえでも非常に重要です。
ぜひ、自社サイトでも積極的に活用してみてください。

トップページの構成要素

トップページの構成要素としては、以下が挙げられます。

これらの要素はトップページの役割を果たすために必要になってくるため、これからホームページ制作を行う人はぜひ参考にしてください。

ここからそれぞれの構成要素について、1つずつ詳しく解説していきます。

ヘッダー

ヘッダーは、トップページの最上部に配置される領域であり、サイトのナビゲーションやブランドを示す重要な要素です。

ユーザーがホームページを訪れた際に最初に目にする部分なので、サイト全体の印象や使いやすさに大きな影響を与えます。

ヘッダーは、さらに以下の構成要素に分かれます。

ここから、それぞれの要素について1つずつ詳しく解説します。

ロゴ

ロゴは、企業やブランド、ウェブサイトの視覚的なシンボルとなる要素です。

ヘッダーにロゴを掲載することで、訪問者は「このサイトがどの企業・ブランドのものか」を即座に認識できます。

例えば、弊社のコーポレートサイトでは、ヘッダー部分に「GMO DigiRock」のロゴを掲載し、ブランドの認知度を高め、信頼性の向上を図っています。

また、左上のロゴをクリックすればトップページへ戻れるようになっており、ユーザーが迷ったときにスタート地点へ戻るためのナビゲーションとしても重要です。

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーションは、サイト内の主要なページへアクセスするためのメニューです。

一般的には、ヘッダー内に配置され、サイト全体のナビゲーションとして機能します。

弊社コーポレートサイトでも、ヘッダー右側に以下のグローバルナビゲーションを配置しています。

グローバルナビゲーションは、すべてのページに共通して表示され、いつでもサイト内の主要コンテンツへアクセスできます。

サイトのユーザビリティを向上させるためにも、ヘッダーにグローバルナビゲーションを設置することを検討してください。

CTA（コール・トゥ・アクション）ボタン

CTA（コール・トゥ・アクション）ボタンとは、ユーザーに特定の行動を促すボタンです。

ヘッダーにCTAボタンを配置することで、ユーザーのアクションを促進し、購入やお問い合わせといったコンバージョンにつなげやすくなります。

例えば、弊社が運営するバリュードメインのサイトでは、ヘッダー右上に「ユーザー登録」ボタンを設置し、ユーザーがいつでも申し込みできるようにしています。

購入やお問い合わせフォームへの誘導といったユーザーのアクションを積極的に促したいなら、ヘッダーにCTAボタンを設置してください。

ファーストビュー

ファーストビューとは、ユーザーがトップページを訪れた際に、スクロールせずに最初に目にする画面領域のことを指します。

ユーザーは、ホームページにアクセスしてから最初の3〜5秒で「このサイトは自分にとって価値があるか」を判断するといわれています。

そのため、ファーストビューで訪問者の興味を引き、サイトの目的やメッセージを明確に伝えられるかが重要です。

例えば、弊社が運営するバリュードメインのファーストビューでは、ドメイン取得サービスであることが一目でわかるだけでなく、料金やドメイン検索機能も掲載されています。これにより、ドメイン取得を検討している方にとって興味を持ちやすい内容になっています。

トップページのファーストビューは、訪問者の関心を惹きつけ、離脱を防ぐ工夫を意識して作成してください。

メインコンテンツ

メインコンテンツは、トップページの構成要素の中でも、サイトの目的や価値を伝える重要な役割を担います。

トップページを訪れたユーザーが、求める情報をすぐに理解できるようにすることがメインコンテンツの目的です。

一般的に、トップページのメインコンテンツには次のような情報が含まれます。

例えば、弊社が運営するバリュードメインのトップページでは、以下のようにドメインやおすすめサービス、自社の実績を一覧で紹介し、下層ページへ誘導する「詳しくはこちら」のリンクを設置しています。

このように、トップページはあくまで概要の紹介にとどめ、詳細は下層ページで伝えるようにするのがポイントです。

トップページのメインコンテンツに何を書けばよいか分からない場合は、ChatGPTなどのAIに相談するのも有効です。

例えば、以下のような命令文をChatGPTに入力してみてください。

さらに、業界や訪問者にとってもらいたい行動を指定すれば、より精度の高い提案を得ることができます。ぜひ活用してみてください。

フッター

フッターは、トップページの最下部にあるエリアです。

ホームページの訪問者に補足情報を伝えたり、ナビゲーション機能を提供する役割があります。

一見するとシンプルに見える部分ですが、適切にフッターを設計することで、サイトの信頼性やユーザーの利便性を向上させることにつながります。

一般的なフッターの構成要素としては、以下のものが挙げられます。

例えば、弊社が運営するバリュードメインのフッターは、以下のように設計されています。

このように、フッターにも主要ページへのリンクを掲載することで、スクロール後のユーザーの行動をスムーズに誘導できます。

さらに、会社情報や著作権表示、プライバシーポリシー、利用規約、ソーシャルメディアへのリンクも配置しています。

弊社のフッターもぜひ参考にしていただき、ユーザーの利便性を高めるフッターを作成してください。

トップページの作り方【5つのポイント】

トップページの作り方のポイントは、以下の5つです。

ここからそれぞれのポイントについて、1つずつ詳しく解説していきます。

ビジュアルとメッセージでシンプルに情報を伝える

トップページは、訪問者がホームページにアクセスして最初に目にする重要なページです。

このとき、ビジュアル（視覚情報）とメッセージ（文章・キャッチコピー）を組み合わせてシンプルに情報を伝えることが、ユーザーの興味を引くポイントです。

ユーザーがホームページを訪れた際に、「このサイトが自分にとって価値があるか」を判断するまでの時間は約3秒というデータもあります。

実際に、BIGLOBEが行った調査でも、ページにアクセスしてからブラウザバックするまでの時間は3秒以内というデータがあります。

Webサイトが表示されなかった場合に、ブラウザバックなどで諦めるまでの我慢する時間について尋ねてみた。その結果、20代・30代では「1秒未満」と回答した人の割合が5.5%見られた。20代では11.5%、30代では11.0%が1秒〜3秒未満の回答となっている。

マイナビニュース

例えば、弊社が運営するバリュードメインのトップページでは、「レンタルサーバー同時申込みでドメインが永久無料！」というメッセージを大きく掲げています。
あわせて、人気のドメイン「.com」の料金や、ドメイン検索ボックスを配置することで、ユーザーがすぐに行動に移せるよう工夫しています。

これらのビジュアルとメッセージにより、コストパフォーマンスの高さをシンプルかつ明確に伝えています。

トップページでは、ビジュアルとメッセージを活用し、訪問者に情報をシンプルに伝えることを意識してください。

ユーザーが知りたい情報を探しやすい構造を意識する

トップページの役割の一つは、訪問者が必要な情報にすぐアクセスできるようにすることです。

そのためには、ユーザーが求める情報を素早く見つけられるような構造を意識することが重要です。具体的には、トップページに主要ページへのナビゲーションメニューを設置するのがよいでしょう。

例えば、弊社GMOデジロック株式会社のコーポレートサイトでは、ヘッダー右側に主要ページへのリンクを配置し、訪問者がスムーズに目的のページへアクセスできるようにしています。

また、「ホームページの訪問者がどの情報を求めているのか分からない」という場合には、ChatGPTなどのAIを活用するのも効果的です。

例えば、以下のように入力してみてください。

さらに、「〇〇業界の会社です」「お問い合わせを増やすことを目的としています」といった条件を加えると、より精度の高い提案を得ることができます。

訪問者が求める情報を正確に把握し、それに応じたナビゲーションを配置することが、トップページ設計のポイントです。

使用する色を統一する

トップページを作成する際は、使用する色を統一することが大切です。

理由は、適切な色を選び統一感を持たせることで、ユーザーに安心感を与え、ホームページの印象を良くすることができるからです。

例えば、赤・青・緑といった色を無秩序に使うと、視線が散ってまとまりのない印象になってしまいます。

一方、統一感のある配色を採用すれば、ユーザーにとって見やすく、ストレスの少ないデザインになります。

実際に、弊社GMOデジロック株式会社のコーポレートサイトでは、白を基調にポイントで青を使い、CTAボタンには黄色を配置してアクセントをつけています。

トップページでは、適切な配色を意識し、統一感のある美しいホームページを作成しましょう。

ページの表示速度に注意する

トップページを作成する際には、ページの表示速度も意識するようにしましょう。

ページの表示速度が遅いと、ユーザーの離脱率の増加やSEO評価の低下、コンバージョン率の低下などが発生するからです。

Googleの調査によると、ページの読み込み速度が3秒を超えると、53%のユーザーが離脱するという結果が出ています。

53%
モバイルサイトの読み込みに 3 秒以上かかると、訪問が中止されます。

Think with Google

トップページの表示速度を改善するには、以下のポイントを意識してください。

これらを意識することで、表示速度が大きく改善され、ユーザー体験やSEO評価の向上が期待できます。

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「サイトの表示速度を改善する方法」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

スマホ表示を優先してレイアウトする

近年、多くのユーザーがパソコンだけでなくスマートフォンを使ってウェブサイトを閲覧しています。

Googleの調査によると、世界のウェブトラフィックの60%以上がスマートフォン経由であるという結果が出ています。

2022 年の調査(*1)によると、日常的に 5 つ以上のアプリを利用するスマートフォン利用者は 60% を超えます。

Think with Google

また、Googleは「モバイルファーストインデックス（MFI）」を採用しており、スマホ版のページを基準に検索順位を決定する仕組みを導入しています。

本日、モバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法に準拠したサイトの移行を開始したことを発表します。この移行は、実験とテストを 1 年半慎重に行って決定されたものです。

Google検索セントラル

スマホでも見やすいトップページを作ることが、SEO対策としても重要です。

スマホで閲覧しやすいレイアウトのポイントは、以下の通りです。

スマホに対応したレイアウトを最適化した後は、実際にスマホで表示テストを行い、使いやすさをチェックすることが大切です。

スマホで快適に利用できるトップページを作成し、ユーザー体験や満足度を最大化できるようにしましょう。

【種類別】トップページデザインの参考事例

ホームページは目的や役割によってデザインの方向性が異なります。
ここでは、代表的な5つのサイトタイプごとに、トップページの参考事例とデザインのポイントを紹介します。

あなたの業種業態に合ったトップページデザインを参考にしてみてください。

ここからそれぞれのデザイン事例について、1つずつ詳しく解説していきます。

コーポレートサイト

株式会社野村建設のトップページデザインの参考事例です。

出典：株式会社野村建設

建築業界ではビジュアルが重要な要素となっており、写真のクオリティが高く、独特の配置が特徴となっています。

メインカラーは白で、テキストは黒になっており、写真の邪魔にならない配色が工夫されています。

「たしかな家で、ゆたかに暮らす」というメッセージもシンプルで、直感的に伝わる表現になっているのが特徴です。

会社ホームページ作成の手順については、以下の記事でも詳しく解説しています。

サービスサイト

株式会社Kubellが運営する、中小企業向けの連絡ツール「Chatwork」のサービスサイトです。

出典：Chatwork

メインカラーである赤を基調としつつ、基本は白黒のモノトーンに統一することで、プロフェッショナルな印象を演出しています。

など、シンプルなメッセージやCTAボタンが配置されており、ユーザーがアクションを起こしやすいデザイン設計になっています。

これからサービスサイトのトップページを作成したいと考えている場合は、ぜひChatworkのホームページも参考にしてください。

ECサイト

株式会社クラシコムが運営する『北欧、暮らしの道具店』のトップページデザインの事例です。

出典：北欧、暮らしの道具店

サイト名の通り、北欧をイメージした商品ラインナップが特徴です。

ECサイトでありながら、雑誌をイメージしたデザインとなっており、商品スペックだけでなく、使用イメージや使い心地なども詳しく掲載されています。

「雑誌を読んでいくうちに気がついたら欲しくなった」というユーザー行動をイメージしており、情報収集と購買行動を同時に促すデザインが特徴です。

お店のホームページの作り方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

ポートフォリオサイト

都内を中心に活動しているフリーランスデザイナー・イラストレーターのtashiさんのポートフォリオサイトの事例です。

出典：tashi Illustration&Design Portfollio

温かみのある可愛いイラストと配色が特徴です。

デザインの雰囲気が一目で分かるサイトに仕上がっているため、訪問者に「こんなデザインのイラストを描いてほしい」と思ってもらいやすいでしょう。

ヘッダー右上にはメールのアイコンがあり、お問い合わせページに遷移できるようになっています。CTAの導線もしっかり設計されています。

ポートフォリオサイトの作り方については、以下の記事を参考にしてください。

オウンドメディアサイト

株式会社カカクコムが運営するキナリノのオウンドメディアサイトです。

出典：キナリノ

極力シンプルなデザインを採用し、新着記事や各カテゴリー、連載記事への導線がわかりやすく設計されています。

ヘッダー右上に検索バーを設置し、読みたい記事を検索できる機能を設けているのも、オウンドメディアサイトならではといえるでしょう。

シンプルなオウンドメディアサイトを作りたいと考えている場合は、ぜひキナリノのトップページデザインも参考にしてください。

オウンドメディアとは何か、については以下の記事でも詳しく解説しています。

トップページに関するQ＆A

ホームページのトップページに関するよくある疑問は、以下のとおりです。

ここからそれぞれの疑問について、1つずつ詳しく解説していきます。

トップページとはホームページのどこ？

トップページとは、Webサイトの入り口となる最初のページのことです。
ユーザーがサイトのURLを直接入力したり、検索エンジンやSNSなどからアクセスしたときに、最初に表示されるページがトップページです。

ホームページの階層構造において最上位に位置するページであり、「会社概要」や「サービス内容」、「問い合わせ」といったページをたどると、トップページが第一階層になっているサイトが多く見られます。

URLの例としては、以下のようなイメージです。

トップページのURL	https://example.com/
個別ページのURL	https://example.com/service/ https://example.com/news/

トップページは、ウェブサイトの玄関や入り口のような役割を持ち、訪問者の第一印象を決める重要なページです。

「トップページ」と「ホームページ」、表現として正しいのは？

日本語では、「トップページ」はウェブサイトの最初のページを指し、「ホームページ」はウェブサイト全体を指すことが一般的です。

しかし、日本国内ではこの2つの言葉が同じ意味として使われることも多く、混同されやすいのが実情です。正確な表現を用いる場合は、「トップページ」という言葉を使うようにしましょう。

たとえば、サイト構成を説明する際や、デザイン・改善の話をする際は、

のように、「トップページ」を使うと、意図がより明確に伝わります。

トップページのデザインテンプレートサイトは？

トップページのデザインに悩んだときは、デザインテンプレートサイトを活用するのが効果的です。以下のようなサイトでは、初心者でも使いやすいテンプレートが多数提供されています。

Template Partyと無料ホームページテンプレートでは、さまざまな業種に合わせたホームページテンプレートが用意されており、WordPress用のテンプレートも存在します。

また、Canvaデザインテンプレートでは、テンプレートをベースにして画像やテキストを変更し、Proプランにアップグレードすれば独自ドメインも設定可能です。

Canvaを使ったホームページ作成方法の詳細は、以下で紹介しています。

ゼロからトップページのデザインを作成するのが難しいと感じる場合は、上記のようなデザインテンプレートサイトを活用してください。

トップページとホームページの違いは？

トップページとホームページの違いについて、以下にまとめました。

用語	本来の意味	一般的な使われ方
トップページ	ウェブサイトの最初のページを指す。	「このサイトのトップページを見てください。」
ホームページ	ウェブサイト全体を指す。	日本では「トップページ」と同じ意味で使われがち。

「トップページ」は、ホームページの階層構造の最上位にあり、ウェブサイトの入口となります。

一方、「ホームページ」は、ウェブサイト全体を指す言葉です。

日本では、「トップページ」と「ホームページ」が同じ意味で使われることが多いですが、正確には異なる意味なので注意してください。

まとめ：トップページとはホームページの顔となるページのこと

ここまで、ホームページにおけるトップページの意味や役割、構成、作り方のポイントについて詳しく解説してきました。

トップページは、訪問者が最初にアクセスする最重要ページです。
ユーザーを目的の情報へスムーズに誘導し、サイト全体の第一印象を決定づける役割があります。

特に、ユーザーが下層ページまで読み進めるかどうかは、トップページのデザインと設計次第。そのため、分かりやすく・使いやすい構成にすることが非常に重要です。

これから新しくホームページを作成したいと考えている方には、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

コストを抑えてホームページをはじめるなら「コアサーバー」がおすすめです。

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さらに、WordPressの自動インストール機能もあるため、初心者でも最短1分半でサイト構築をスタートできます。

ユーザーの興味を引き、行動（お問い合わせ・購入・資料請求など）につなげるためにも、ぜひ本記事を参考にして、成果につながるトップページづくりを目指してみてください。