サーバー移行の手順とは?注意点やドメインそのままで移行できるか解説

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サーバー移行の手順とは?注意点やドメインそのままで移行できるか解説

サーバーのコストが高い、または現在のサーバーの性能に満足できない場合、サーバーの移行を考えている方も多いのではないでしょうか?

しかしサーバーを移行したいものの移行手順がわからなかったり、失敗したらどうしようと躊躇する人も多いようです。

そこで本記事では、サーバー移行の手順について詳しく解説していきます。

サーバー移行を行うことで月額料金が安くなったり、Webサイトの表示速度の改善などが期待できる一方でサーバー移行は、手順を間違えてしまうとサイトが表示できなくなってしまうデメリットもあります。

本記事ではサーバー移行を行う際の注意点やドメインをそのままにしてサーバーのみを移行する方法も紹介します。
サーバー移行で失敗したくない人はぜひ参考にしてください。

またコストパフォーマンスの高いレンタルサーバーへの移行を検討されているのであれば、コアサーバーV2プランがおすすめです。

コアサーバーV2プランは400GBで月額390円〜という低価格での利用が可能でありながら、法人サイトでも対応できるハイスペックサーバーとなっています。

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サーバー移行とは

サーバー移行とは、現在運営しているWebサイトやブログ、ホームページを現在のサーバーから別のサーバーへ移動することです。

サーバー移行を行うと、下記のようなメリットがあります。

  • Webサイトやブログの表示速度が速くなる
  • セキュリティが強化される
  • アクセスが増えてもサーバーダウンしにくい
  • コストを下げられる

サーバー移行を例えるのであれば、会社のオフィスを移転するのに似ています。

より環境の整ったオフィスへ移転すれば、仕事の効率が上がってスムーズに作業ができるでしょう。

もし現在利用しているサーバーのスペックが足りないと感じていたり、コストが高すぎると感じていたりするのであればサーバー移行を検討したほうがよいかもしれません。

サーバー移行の手順を7ステップで解説

サーバー移行手順
サーバー移行の手順7ステップ
  1. 現在の契約状況を確認する
  2. データのバックアップを行う
  3. 新サーバーを契約する
  4. 新サーバーに独自ドメインを登録する
  5. 新サーバーにデータをアップロードする
  6. 新サーバーでの動作確認を行う
  7. データ移行後のアナウンスを行う

サーバー移行の手順は上記7ステップです。

上記の手順に沿って作業を行えば、失敗せずにサーバー移行を行えるでしょう。

ここからそれぞれの手順について、1つずつ詳しく解説していきます。

現在の契約状況を確認する

サーバー移行を行う際には、現在利用しているサーバーの契約情報を確認するようにしましょう。

サーバー移行を行う際には各種情報が必要になるため、事前に準備しておけばスムーズに移行作業を行えます。

必要なレンタルサーバーの情報は下記の通りです。

ドメインを管理しているサービスの情報
  • サービスのURL
  • ログインID
  • パスワード
サーバーを管理しているサービスの情報
  • サービスのURL
  • ログインID
  • パスワード
サーバーにアクセスするためのFTP情報
  • ユーザー名
  • パスワード
WordPressの管理画面のログイン情報
  • ユーザー名
  • パスワード

もし情報が分からない場合には、利用しているドメイン管理サービスやレンタルサーバーのカスタマーサポートで確認を行ってください。

データのバックアップを行う

現在の契約状況が把握できたら、続いて現在利用しているサーバーからデータのバックアップを行います。

一時的にデータを旧サーバーからパソコン側へコピーして、コピーしたデータを新サーバーへアップロードします。

利用しているサーバーにバックアップ機能が搭載されていれば、自動的に過去のデータを保存してくれているため簡単にデータをコピーできるでしょう。

コアサーバーであれば自動的に過去15日分(Xプランのみ3日分)のデータを保存しており、いつでも簡単にデータをダウンロード可能です。

もし現在利用しているサーバーにバックアップ機能が付いていないのであれば、「BackWPup」のようなバックアッププラグインを利用してデータのバックアップを行ってください。

新サーバーを契約する

旧サーバーのデータをバックアップできたら、新しいサーバーの契約を行いましょう。

現在利用しているサーバーで不満に感じている点を解消できるようなサーバーを新規で契約するのがおすすめです。

これから新しいレンタルサーバーを契約するのであれば、下記のポイントを意識するようにしてください。

  • 月額料金が安い
  • スペックが高い
  • WordPress運営に適している
  • サポート体制が整っている
  • セキュリティ機能がある

おすすめのレンタルサーバーについては下記の記事でも詳しく解説しているので、レンタルサーバー選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。

新サーバーに独自ドメインを登録する

新しいサーバーとの契約が完了したら、新サーバーに独自ドメインを登録しましょう。

サーバーに独自ドメインを紐付けることで、ドメインはそのままで新しいサーバーでWebサイトやホームページの運用が可能になります。

新サーバーに独自ドメインを登録する際には、下記の作業を行ってください。

  • 新サーバーで独自ドメインを登録する
  • ドメイン管理サービスでDNSサーバー(ネームサーバー)を変更する

ネームサーバーとは独自ドメインとウェブサーバーを紐付けるサーバーです。

サーバーを移行する際にはドメイン管理サービス側で新サーバーのネームサーバーへ変更を行う必要があります。

バリュードメインのネームサーバー変更方法に関しては下記のマニュアルで解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

バリュードメインのネームサーバーの変更手順はこちら>>

新サーバーにデータをアップロードする

続いて、新サーバーにバックアップしたデータをアップロードしていきます。

データのアップロード方法には下記の2種類の方法が考えられるでしょう。

  • プラグインを使わない方法
  • プラグインを使う方法

どちらの方法でもアップロード可能ですが、システムに詳しくないのであればプラグインを使ったほうが安全です。

下記のマニュアルページでコアサーバーへデータをアップロードする手順を解説しているので、こちらもぜひ移行作業の参考にしてください。

新サーバーでの動作確認を行う

新サーバーにデータをアップロード完了しても、データの反映が完了するまでには数時間〜2日ほどの時間がかかります。

データの反映が完全に完了しないとWebサイトやホームページ、メールが正常に機能しないため、移行期間中はトラブルの発生を確認する必要があるでしょう。

移行期間中にはWebサイトやメールの動作を常にチェックし、不具合があればすぐに対処するようにしてください。

またビジネスの繁忙期にサーバー移行を行うと機会損失が大きくなる可能性が高いため、閑散期などのタイミングで移行を行うのがおすすめです。

データ移行後のアナウンスを行う

サーバー移行作業が完了して動作にも問題がなければ、業務担当者にサーバーへのアクセス方法や運用の流れをアナウンスしましょう。

サーバー移行後の情報共有に漏れがあると、データへアクセスする方法が分からなくなってしまう可能性もあります。

事前に新サーバーでのアクセス方法のマニュアルを用意したり、サーバー移行を行う旨を連絡しておけば移行後もスムーズに業務が行えるでしょう。

もしあなた以外の担当者がサーバーにアクセスする可能性があるのであれば、しっかりとアナウンスを行うようにしてください。

サーバー移行の注意点4つ

サーバー移行の注意点4つ
  1. 移行に最適なレンタルサーバーを選ぶ
  2. 移行中には一時的にサイトへアクセスできない
  3. サーバーを完全に移行するには時間がかかる
  4. サーバー移行時に新規ドメインに変更するとSEOに影響がある

サーバー移行を行う際の注意点は上記4つ。

サーバー移行を行う際に上記のポイントを理解しておかないと、思わぬトラブルにつながってしまうことも考えられるでしょう。

ここからそれぞれの注意点について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

移行に最適なレンタルサーバーを選ぶ

サーバー移行を行う際には、移行先として最適なレンタルサーバーを選ぶようにしてください。

現在使っているサーバーの不満点を解消できるサーバーを選ばないと、サーバー移行を行ったとしても不満点を解消できません。

移行先のレンタルサーバーを選ぶ際には、下記のポイントを意識するとよいでしょう。

  • 月額料金が安い
  • スペックが高い
  • WordPress運営に適している
  • サポート体制が整っている
  • セキュリティ機能がある

初心者向けおすすめレンタルサーバーについて下記の記事でまとめているので、こちらもぜひ移行先サーバー選びの参考にしてください。

移行中には一時的にサイトへアクセスできない

サーバー移行中には一時的にWebサイトへのアクセスができなくなってしまう点に注意してください。

サーバー移行作業を行ってもすぐにサイトにアクセスできるわけではなく、数時間〜2日程度の時間をかけて徐々にアクセスできるようになるからです。

またサーバー移行中にはWebサイトが正常に表示されなかったり、メールが届かなかったりといったトラブルが発生しやすくなります。

すぐにサーバー移行を行う必要がないのであれば、ビジネスの繁忙期を避けて移行作業を行ったほうがよいでしょう。

サーバーを完全に移行するには時間がかかる

サーバーを完全に移行するためには時間がかかるという点も覚えておきましょう。

一般的には数時間から2日間ほどかけて、徐々に新サーバーでのWebサイト表示ができるようになります。

そのためサーバー移行後すぐに旧サーバーを解約してしまうと、Webサイトが表示されない可能性があるでしょう。

サーバー移行の前後は旧サーバーと新サーバーで両方の契約をしておき、完全に新サーバーでサイトが表示されるようになったタイミングで旧サーバーを解約するようにしてください。

サーバー移行時に新規ドメインに変更するとSEOに影響がある

サーバー移行にともなってドメインを新しいものに変更すると、SEOにマイナスの影響が出る可能性が高いです。

Webサイトの評価はドメインに紐づいているため、新規ドメインに変更してしまうと評価が0に戻ってしまいます。

もし現在Webサイトにアクセスが来ているのであれば、ドメインはそのままで新サーバーへの移行を行うようにしてください。

ドメインはWeb上の資産ともいえる重要なものなので、今まで使っていたドメインを新サーバーでも継続して利用するのがおすすめです。

ドメインそのままでサーバーを移行することは可能

ドメインそのままでサーバーを移行

ドメインはそのままでサーバーを移行することは可能です。

ドメイン管理サービスでDNSサーバー(ネームサーバー)を新サーバーのものに変更すれば、同じドメインを新サーバーでも利用できます。

さらに今まで使っていた独自ドメインのメールアドレスに関しても引き続き利用できるため、サーバー移行後も同じメールアドレスを使い続けられるでしょう。

ただしドメインそのままでサーバーを移行する場合、移行した直後は新サーバーでのWebサイト表示が不安定になる可能性が高いです。

旧サーバーと新サーバーの契約を両方維持しておき、完全に新サーバーでのWebサイト表示が安定したタイミングで旧サーバーを解約するようにしてください。

なおコアサーバーV2プランへ移行する際にドメインも同時に移管すれば、ドメイン更新費用を永久無料にすることが可能です。

毎年かかるドメインの更新費用を無料にできるお得な特典となっているので、少しでもコストを抑えたい人はぜひチェックしてください。

既存ドメインを永久無料対象として紐付ける方法はこちら>>

ドメインの移管に関しては下記で解説しています。あわせてご覧ください。

サーバー移行に関するQ&A

サーバー移行に関するQ&A
  • サーバー移行を代行してくれるサービスはある?
  • WordPressを別のサーバーへ移行する方法は?
  • サーバー移行にかかる費用の相場は?

サーバー移行に関するよくある疑問は上記の通り。

ここからそれぞれの疑問について、1つずつ詳しく解説していきます。

サーバー移行を代行してくれるサービスはある?

上記のレンタルサーバーでは、他社サーバーからの移行を代行してくれるサービスを提供しています。

もしサーバー移行作業にかける時間が取れなかったり、トラブルでサイトが表示されないリスクを回避したいのであれば上記のようなサービスを利用するのもよいでしょう。

またカラフルボックスではWordPressサイトの移行が無料になるキャンペーン中です。移行代行にかかるコストを削減したいのであればぜひチェックしてください。

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WordPressを別のサーバーへ移行する方法は?

  1. 旧サーバーのファイルデータを確認する
  2. 旧サーバーのデータをバックアップする
  3. 新サーバーの契約をする
  4. 新サーバーへドメインの登録をする
  5. 新サーバーへデータをアップロードする
  6. 新サーバーでの動作確認を行う

WordPressを別のサーバーへ移行する方法は上記の通り。

運営しているWordPressのレンタルサーバーに不満を感じているのであれば、サーバー移行も検討してください。

バリュードメインの「WordPress移行サービス」を使えば、面倒な作業を行わなくてもワンクリックでサーバー移行が可能です。

WordPressブログの引っ越しについて詳しく知りたい人は、下記の記事もぜひ参考にしてください。

サーバー移行にかかる費用の相場は?

サーバー移行代行にかかる費用の相場としては、5万円〜10万円程度です。

ただし下記の要素によってサーバー移行にかかる費用は変わってくるでしょう。

  • 移行するサイトの規模感
  • 移行元・移行先の環境の違い
  • 専門知識をもった技術者の必要性

サーバー移行を業者に代行してもらう際には、事前に見積もりを取ってどれくらいの費用が発生するのか把握しておきましょう。

まとめ:サーバー移行の手順を理解し、実践してみよう

ここまでサーバー移行の手順や注意点について詳しく解説してきました。

現在利用しているサーバーのスペックや月額料金に不満を感じているのであれば、別のサーバーへ移行を検討するタイミングかもしれません。

ただしサーバー移行には注意点もあるため、実際に移行を行う際にはしっかりと準備してから実施したほうがよいでしょう。

もし現在利用しているサーバーのスペックや機能、月額料金に不満があるのであれば、コアサーバーをご検討ください。

コアサーバーV2プランは、400GBの容量を月額390円〜というリーズナブルな価格で利用できるハイスペックなサーバーです。

バックアップ機能やセキュリティ機能も搭載しているため、個人ブログから企業サイトの運営まで幅広く対応できます。

ドメインとの同時取得でドメイン更新費用永久無料になるうれしい特典もあります。ぜひコアサーバーをチェックしてください。

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この記事を監修した人
柴田宜明
柴田 宜明

GMOデジロック システムエンジニア(社内の便利屋)
30代後半、転職歴5社、子供は3人(2人は双子)でエンジョイ中。
開発スキルは日本の全エンジニアで上位50%に入っています。
▽登壇実績
https://gmohoscon.connpass.com/event/102401/

Posted by admin-dev


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