【初心者向け】サーバーとは?仕組みや役割、種類を図解で簡単に解説します

2024年1月26日サーバー

「サーバー」という言葉をよく聞くことがあると思いますが、具体的にどんなものなのか?と聞かれるとよく分からないという人も多いのではないでしょうか?

実はサーバーには複数の種類があり、用途ごとに役割も異なります。

そこで本記事では、

  • サーバーとは何か?
  • サーバーの仕組み
  • サーバーの役割
  • サーバーの種類

について初心者でもわかりやすいように解説をしていきます。

サーバーとはどのようなものかを簡単に知りたいと考えている初心者の方はぜひ参考にしてください。

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サーバーとは

サーバーのイメージ

サーバーとは英語で「Server」となり、直訳すると「提供する側」という意味です。

クライアントからのリクエストを受けて、対応するデータを提供するコンピューターのことを「サーバー」と呼んでいます。

例えばGoogleなどの検索エンジンを利用してページタイトルをクリックすると、Webサイトのデータを保管しているサーバーからリクエストされたテキストや画像などが提供されるような形です。

普段何気なく行っているWebページの閲覧も、サーバーが働いているおかげで成立しています。

サーバーは他にもメールの送受信や動画サイトへの投稿など、私たちが普段行っていることに関係しているのです。

サーバーの仕組み

サーバーはいわゆるコンピューターなので、情報を処理したりデータを記録するための部品によって動く仕組みになっています。

サーバーを構成する主な部品としては、

  • マザーボード:電子機器で使用される最もメインとなる電子回路基板(パソコンの土台)
  • CPU:中央処理装置(パソコンの頭脳)
  • メモリー:主記憶装置(CPUの作業スペース)
  • ドライブ(HDD・SSD):データを保存する記憶装置
  • グラフィックカード:映像をパソコンの画面に出力するための部品
  • サウンドカード:パソコンに音声の出力を行う部品
  • 電源

などがあります。

また、サーバー機にも

  • タワーサーバー:パソコンのデスクトップのような高くて奥行きのあるサーバー(小規模システム・個人向け)
  • ラックサーバー:専用のラック(棚)に複数台をまとめて収納して使うサーバー(企業向け)
  • ブレードサーバー:細長い小型の筐体に差し込んで使うコンパクトなサーバー(中堅企業や大企業向け)

など複数の種類が存在します。

個人利用なのか企業として利用するかで種類やスペックが変わってくるという点は理解しておきましょう。

パソコンとサーバーの違い

パソコンとサーバーの違い
  パソコン  サーバー
利用状況 個人 多人数で共有
耐久性 低い 高い
セキュリティ対策 低い 高い
スペック 低い 高い

一般的なパソコンとサーバーは、CPUやメモリ、ハードディスクなどがある点では同じです。

ただしパソコンとサーバーではそもそもの用途が異なるため、必要な処理能力や安定性が異なります。

パソコンの場合には動画編集や音楽制作を行うこともあるため、グラフィックボードやサウンドカードなどが搭載されていることが多いです。

対してサーバーの場合は複数のユーザーが同時に使うことが前提なので、

  • 耐久性
  • 安定性
  • セキュリティ対策

などを重視した構成になっています。

例えば一般的なパソコンが個人経営の店舗だとすると、サーバーは大型の百貨店のようなイメージです。

どちらもお金を払って買い物ができるという点では同じですが、大型のショッピングモールでは多くのお客さんが訪れるために従業員の人数や売り場面積を広くする必要があるでしょう。

パソコンとサーバーではコンピューターに求められる用途が異なるため、一般的にサーバーの方が高いスペックになっていることが多いです。

サーバーの種類は大きく分けて2つ

物理サーバーと仮想サーバー

  物理サーバー 仮想サーバー
使用環境 1台のサーバーを使用 1台のサーバーの中に複数のサーバーを構築
コスト
性能

サーバーの種類としては主に上記2つがあります。

それぞれのサーバーによって選択肢が異なるため、事前にサーバーの種類について理解しておきましょう。

物理サーバー

物理サーバーとはその名の通り、「物理的に存在している1台のサーバー」のことを指します。

物理サーバーの中でも下記2つの分類があるので覚えておきましょう。

  1. 専用サーバー(自社サーバー)
    1台の物理サーバーを自社のみで使うこと。OSやアプリケーションを自由に使える反面、費用が高くなるのがデメリット。
  2. レンタルサーバー(共有サーバー)
    1台の物理サーバーを複数名でシェアして使うこと。コストが抑えられる反面、自由な設定が難しいというデメリットが。

専用サーバーを使うのかレンタルサーバーを使うかという判断は、カスタマイズの自由度とかけられるコストを考えて決めるのが良いでしょう。

仮想サーバー

仮想サーバーとは1台の物理サーバー上で複数のOSを動かし、複数の物理サーバーであるかのように動かす技術のことです。

1台のサーバーを効率よく使用できることや、運用コストを抑えられるというメリットがあるため昨今は積極的に仮想サーバーが採用されています。

仮想サーバーの中でも下記の2つの分類があるので覚えておきましょう。

  1. VPS(Virtual Private Server)
    VPSは仮想上に自分専用のサーバーを使えるシステム。専用サーバーよりも費用が安く、レンタルサーバーよりも自由度が高いという特徴がある。
  2. クラウド(IaaS)
    複数台のサーバーを1つにまとめて仮想的に1台のサーバーを作る技術。コストを抑えて自由度も高めることが可能。

IT技術の進歩によって、仮想的にサーバーを運用することも可能になっています。

仮想サーバーを利用することで運用コストを下げられる可能性もあるので、あなたの用途に合わせて選んでみてください。

サーバーの用途

サーバーの用途
  1. Webサーバー
  2. メールサーバー
  3. ファイルサーバー
  4. DNSサーバー
  5. アプリケーションサーバー
  6. FTPサーバー

サーバーには求められる用途によって上記のような種類があります。

ここからそれぞれのサーバーの用途について詳しく解説してきます。

Webサーバー

WebサーバーとはWebブラウザからのリクエストを受けてテキストや画像などのデータをWebブラウザに送るサーバーのことです。

ホームページをWeb上で表示させるために必要になるため、サイト運営を行うのであれば必須になります。

Webサーバーの種類としては、

  1. Apache(アパッチ)
    オープンソースのWebサーバーで、世界中で最も使われている。
  2. Nginx(エンジンエックス)
    オープンソースのWebサーバーで、軽量で処理が早いのが特徴。
  3. IIS(Microsoft Internet Information Services)
    Microsoft Windowsの標準Webサーバー

上記3つがあります。

私たちが普段何気なく見ているWebページを表示させるために、Webサーバーが働いているということを覚えておきましょう。

メールサーバー

メールサーバーとはメールの送受信サービスを提供するサーバーです。

送信と受信で別々のサーバーが使用されており、複数のサーバーが連携し合って働いています。

SMTPサーバー メール配信を行う
POPサーバー メールを保管する
IMAPサーバー メールの受信を行う
DNSサーバー 宛先の照合を行う

具体的には上記4つのサーバーがあるので、覚えておきましょう。

メールサーバーの特徴や種類、仕組みに関しては下記の記事でも詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

ファイルサーバー

ファイルサーバー

ファイルサーバーとはネットワーク上でデータを共有・使用するためのサーバーです。

社内にある複数のPCからネットワークにアクセスすることで、ファイルサーバーの中にあるデータを共有して閲覧や編集を行うことができます。

ファイルサーバーには、

  1. オンプレミス(自社運用)型
    自社にサーバーを設置して管理・運用を行う
  2. クラウド型
    サービス提供事業者が管理するクラウドを活用してデータ管理を行う

の2つの種類があります。

クラウド型の方が初期費用を抑えられるので、コストを抑えたいのであれば検討してみてください。

DNSサーバー

DNSサーバーとはクライアントからのリクエストに応じてIPアドレスとドメインの紐付けを行うサーバーのことです。

DNSサーバー

IPアドレスはWeb上の住所のようなもので、ドメインとIPアドレスが紐付いてはじめてWebサイトを表示させることができます。

名称概要
ドメイン名人間向けの住所value-domain.com
IPアドレスコンピューター向けの識別番号157.7.184.35

あなたがWebサイトのドメイン名をChromeなどのブラウザに入力すると、DNSサーバーにドメインに対応したIPアドレスの照合が行われてWebサイトが表示されるような流れです。

実際には上記の問い合わせが一瞬で行われるため気づかれにくいですが、DNSサーバーのおかげでドメインを入力するとWebページへアクセスできるようになっているんです。

DNSとは何なのか?という内容に関しては下記の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーはJava、Ruby、PHPなどで構築されたプログラムを動かすサーバーのことです。

複数のユーザーが利用するアプリケーションの場合、プログラムを動かすためのサーバーが必須になります。

ただ実際にアプリケーションを動かすためにはアプリケーションサーバーだけでなく、

  1. Webサーバー
  2. アプリケーションサーバー
  3. データベースサーバー

という3つのサーバーが連携し合って働く必要があることを覚えておきましょう。

FTPサーバー

FTPサーバー

FTPサーバーはWebサーバーとのファイル送受信を行うためのサーバーです。

利用者のコンピューターからファイルをFTPサーバーにアップロードしたり、FTPサーバーから利用者のコンピューターにファイルをダウンロードしたりすることができます。

ただしFTPサーバー自体が何かサービスを提供しているわけではなく、あくまでクライアントから接続される側のコンピューターを「FTPサーバー」と呼ぶことを覚えておきましょう。

サーバーに関するQ&A

サーバーに関するQ&A
  • レンタルサーバーとは簡単にいうと何?
  • 自社サーバーとは?
  • スマホのサーバーとの関連性は何?

サーバーに関する良くある疑問は上記の通り。

ここからそれぞれの疑問について詳しく解説していきます。

レンタルサーバーとは簡単にいうと何?

レンタルサーバーとは簡単に言うとサーバーを貸し出してくれるサービスのこと。

ホームページを公開する際にはサーバーを用意する必要がありますが、自分でサーバーを購入して自宅に設置するのは場所やコストがかかってしまいます。

レンタルサーバーであれば業者がサーバーの維持や管理を行ってくれるため、自分で1からサーバー環境を構築する手間が省けるというメリットがあるでしょう。

自社サーバーとは?

自社サーバーとは、自社のためだけの専用サーバーのことです。

自社で丸ごと1台のサーバーコンピューターを購入し、社内に設置して運用することを指します。

レンタルサーバーと比較して自由にOSやアプリケーションをインストールできるのでカスタマイズ性が高いのが特徴です。

ただし初期費用が高額になったり、常にサーバーを稼働させておくための電気代がかかってしまうというデメリットもあります。

スマホのサーバーとの関連性は何?

パソコンだけではなくスマホでもサーバーを利用する機会は多いです。

例えばスマホでメールの送受信を行う場合には、裏側でメールサーバーがデータのやり取りを行っています。

またスマホでWebサイトを閲覧するときにはWebサーバーやDNSサーバーによってリクエストしたページがスムーズに表示されるような形です。

インターネットを利用するのであれば切っても切り離せないのがサーバーだと言えるでしょう。

まとめ:サーバーとはコンテンツを提供するコンピューターのこと

ここまでサーバーとは何なのか?サーバーの仕組みや役割、種類などについて詳しく解説してきました。

サーバーとはクライアントからのリクエストを受けて対応するデータを提供するコンピューターのことで、用途によって様々な種類が存在します。

Webサイトの閲覧やメールの送受信、アプリケーションの使用などはすべてサーバーが裏側で働いていることによって成立しているような形です。

ぜひサーバーの仕組みや役割について理解していただき、自社のサーバー選びやWebサイト構築の参考にしてください。

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この記事を監修した人
藤田伸広
藤田 伸広

GMOデジロック インフラエンジニア
データセンター周りから運用まで担当しております。営業職からエンジニアに転職して15年。趣味は自然に触れる事と音楽鑑賞。
▽登壇実績
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/event/1080198.html

Posted by admin-dev


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