ドメインとメールアドレスの違いとは?取得・設定方法をわかりやすく解説

2021年10月14日ドメイン

「ドメインでメールアドレスを作る方法は?」
「ドメインのメールアドレスって、無料で作れるの?」

普段フリーメールを使い慣れていると、独自ドメインでメールを作る際に、とまどうことも多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ドメインとメールアドレスについて、以下の点を紹介します。

この記事を読めば、独自ドメインでメールアドレスを作ることが簡単にできます。ぜひご覧ください。

 

ドメインとメールアドレスの関係や違いを説明

メールアドレスは下図のように、@より左側の文字列(ユーザー名)と、右側のドメイン名で成り立ちます。

左側には好きな文字列を設定可能。右側は取得したドメインとなります。

メールアドレスとドメインの違いは、以下の通りです。

  • メールアドレス:「~~~@value-domain.com」のすべて
  • ドメイン:@より右側の「value-domain.com」のみ

ドメインとは簡単に言うと、ホームページなどのURLの一部となるもので、当メディアであれば「value-domain.com」がドメイン。URLの一部となるだけでなく、メールアドレス作成にも使えます。

なお、ドメインについては「ドメインってそもそも何なん?をやさしく解説いたします」でさらに詳しく説明していますので、そちらもあわせてご覧ください。

独自ドメインでメールアドレスを作成・設定する手順

独自ドメインでメールアドレスを作成(設定)する手順は、以下の4つです。

  1. ドメインを取得する
  2. サーバーを契約する
  3. ドメイン側でネームサーバー(DNSサーバー)を設定する
  4. サーバー側でメールアカウントを作成する

順番に見ていきましょう。

1. ドメインを取得する

はじめに、ドメインを取得します。

前述のとおり、ドメインはメールアドレスの@より右側の部分で、好きな文字列を設定可能。法人であれば会社名やサービス名、個人ならWebサイト名などのドメインを取得することが多いでしょう。

ドメイン管理会社のWebサイトから取得でき、当メディア運営のバリュードメインでも提供しています。

ドメインの取得方法については「ドメインの登録」で詳しく記載していますので、参考にしてください。

2. サーバーを契約する

独自ドメインのメールアドレスはサーバー内で作るため、アドレス設定にはサーバーが必要です。一般的にはレンタルサーバーを契約します。

このとき、サーバーとドメインを同じ会社で契約すると、紐付けも簡単で、すぐにアドレスを作れます。

たとえば当メディア運営のバリュードメインであれば、ドメインとサーバーの一括管理が可能。コアサーバー V1プランの「CORE-MINI」なら、月額約217円からサーバーを使えます。

さらにおすすめなのは、コアサーバーのV2プランです。ディスク容量300GBの「CORE-X」なら月額約399円から利用可能です。

サーバーの申込み手順について、詳しい説明は「コアサーバーのお申込みとその流れ」に記載していますので、ご参照ください。

なお、Webサイト運営などでサーバーを契約済みの場合は、同じサーバー内でアドレスを作れるので、新たな契約は不要です。

3. ドメイン側でネームサーバー(DNSサーバー)を設定する

ドメインとサーバーを契約したら、次にネームサーバー(DNSサーバー)の設定をします。これは、ドメインとサーバーを紐付ける作業です。

設定方法は各ドメイン会社によって異なります。バリュードメインであれば、プルダウンからサーバーを選ぶだけなので、設定は非常に簡単です。

ネームサーバー(DNSサーバー)に関する詳しい説明は、本記事内の「ドメインでメールアドレスを運用するための用語解説・基礎知識」をご覧ください。

4. サーバー側でメールアカウントを作成する

ドメイン側でネームサーバー設定を行った後は、サーバー側でメールのユーザー名(アカウント)を作成します。作成できる個数や作成手順は、契約しているサーバーにより異なります。

弊社が提供するコアサーバーのCORE-A、バリューサーバーのスタンダード以上なら無制限にアドレスの作成が可能。XREAは無料でありながら、100個までメールアドレスを作れます。

メールアカウントの作成方法は、下記のマニュアルをご覧ください。

メールアカウントの作成方法

メールアドレスは独自ドメインがおすすめな5つの理由

ここまで、独自ドメインでメールアドレスを作る方法をお伝えしてきました。

メールアドレスはフリーメールでも作れますが、やはり独自ドメインで作るのがおすすめです。その理由は以下の5つ。

  1. サービス終了のリスクが少ない
  2. 迷惑メールに振り分けられにくい
  3. 信頼性がある
  4. 自由な文字列を選べて独自性がある
  5. 複数個のメールアドレスを作成できる

それぞれ説明していきます。

1. サービス終了のリスクが少ない

独自ドメインはフリーメールと違い、サービス終了によって使えなくなるリスクが少ないです。

GmailやYahoo!メールなどは、サービス提供会社の運営方針によって、突然使えなくなる可能性もゼロではありません。

それと比べて、独自ドメインなら自分で契約を更新している限りは、使い続けることが可能です。

2. 迷惑メールに振り分けられにくい

独自ドメインのメールアドレスは、迷惑メールに振り分けられにくいこともメリットです。

フリーメールだと、受信者側の設定によっては迷惑メールに入ってしまったり、届かなかったりすることもあります。

重要な連絡をしたり、何かの申し込みに使ったりするのであれば、独自ドメインのメールアドレスを使った方が安心です。

3. 信頼性がある

独自ドメインのメールアドレスだと、信頼を得やすいのもポイントです。

たとえば、企業からメールが送られてきたときに、フリーメールだと少し心配になりませんか?企業名やWebサイト名のドメインメールの方が、ひと目見て安心できます。

なお、独自ドメインによるブランディングについては「ドメイン=住所の認識は損。本当のドメインの価値とは?」で詳しく解説しています。ぜひ、そちらもご覧ください。

4. 自由な文字列を選べて独自性がある

独自ドメインのメールアドレスでは、自由に文字列を選べるので、オリジナリティを出せます。

フリーメールやキャリアメールだと「すでに同じ文字列が使われていて、好きなアドレスを作れない」ということが多々あります。@より右側のドメイン名がサービス利用者で共通のため、他の人と被る文字列は設定できないのです。

一方、独自ドメインのメールなら、そもそもドメイン部分が他者と異なるので、好きな文字列でアドレスを作れます。

5. 複数個のメールアドレスを作成できる

サーバーの仕様によりますが、独自ドメインのメールアドレスは、個数無制限で作ることも可能です。アカウントの作成・設定作業さえ行えば、いくらでも作れます。

一方、フリーメールは登録時に電話番号や連絡用メールアドレスが必要な場合もあり、複数作成できないものもあります。

用途によってアドレスを使い分けたり、社内全員分のアドレスを発行したりするのであれば、独自ドメインの方が良いでしょう。

メールアドレスを独自ドメインで作るデメリットや注意点

独自ドメインでメールアドレスを作る際には、注意点も1つあります。ドメインやサーバーの契約更新をしなかった場合、メールアドレスも使えなくなる点です。

この点については、通常1年更新のものを複数年契約にすることで、更新忘れを防ぐことが可能になります。

また、メールアドレス運用のためだけにドメインを取得しているケースは少なく、多くの場合はWebサイト等も運営しているでしょう。そのため、サイトを保有し続けるためにも、サーバー・ドメインの更新が必要となります。

よって、更新忘れによってメールアドレスを失う可能性は低いと言えそうです。

ドメインでメールアドレスを作るときのQ&A

ここでは、ドメインでメールアドレスを作るときによくある質問を紹介していきます。

  1. 独自ドメインとサブドメインの違いとは?
  2. ドメインでメールアドレスを作るのは無料でできる?

1つずつ見ていきましょう。

独自ドメインとサブドメインの違いとは?

サブドメインとは、ドメインの前にさらに文字列とドット(. )をつけたものです。

たとえば、当メディアのドメイン「value-domain.com」に文字列を追加して「office.value-domain.com」としたものがサブドメインです。

サブドメインは、ドメイン所有者が自由に作成可能。さらに、メールアドレスはサブドメインごとに作ることもできます

仮に「yamada@value-domain.com」というメールアドレスが既にあっても、それとは別に「yamada@office.value-domain.com」というアドレスも作れるのです。

大企業では部署毎に権限を分けて運営するのも、サブドメインの活用方法の1つです。

ドメインでメールアドレスを作るのは無料でできる?

独自ドメインでメールアドレスを作る費用としては、ドメイン代とサーバーの料金がかかります。しかし、サーバー内でメールアドレスを増やすこと自体は無料で可能です。

また、ブログやWebサイト運営などで既にサーバー契約をしているなら、ドメイン代・サーバー代の追加費用をかけずに、メールアドレスを作れます。

ドメインでメールアドレスを運用するための3つの用語解説・基礎知識

ここからは、ドメインでメールアドレスを運用するための、以下3つの基礎知識をお届けします。

  1. メールサーバー
  2. DNSレコード
  3. ポート番号

それぞれ解説していきます。

1. メールサーバー

メールの運用には、送受信やデータの保管をするためのメールサーバーが必要です。

メールサーバーとは、メールの送受信機能をもつソフトウェアがインストールされているサーバーです。ほとんどのレンタルサーバーには、標準仕様でメールサーバーが付いているので、別途契約する必要はありません。

メールサーバーには、以下の3つの種類があります。

  1. POPサーバー
  2. SMTPサーバー
  3. IMAPサーバー

1-1. メールの受信:POPサーバー

POPサーバーとは、メールを受信するためのサーバーです。

メール受信プロトコル※「POP」を使っており、その中でも代表的なのは、プロトコルにバージョン3(POP3)を利用しているPOP3サーバーです。

受信したメールはPOPサーバーに届き、POPサーバーからパソコン等のメールソフト(Outlook や Mac Mail)へダウンロードします。

PCへダウンロードしたメールのデータは基本的にサーバーから削除しますが、一定期間、サーバーに残すことも可能です。

それにより、異なる環境(PC・スマホ等)に同じメールをダウンロードできます。同じメールアドレスを社内の複数人で管理している場合などは、AさんのPCからメールを消しても、BさんのPCにはメールが残ったままとなります。

※プロトコル=コンピューター同士のネットワーク通信に関する決まり事です。

1-2. メールの送信:SMTPサーバー

SMTPサーバーは、メールを送信するためのサーバーです。メール送信プロトコル「SMTP」を使っています。

PC等のメールソフトから送信したメールを、SMTPサーバーが宛先のメールアドレスに送ります。このとき、送り先となるのが、受信メールアドレス側で設定しているPOPサーバーです。

また、SMTPサーバーは送信だけではなく、別のメールサーバーへの転送も行います。

1-3. IMAPサーバー

IMAPサーバーは、Gmailやスマホで多く利用されています。端末にデータをダウンロードせず、サーバーにデータを保管しておくスタイルです。

PC・スマホ等で閲覧する際には、IMAPサーバーへアクセスし、データを読み込みます。サーバー上で確認するため、複数のデバイスで同じ状態を同期できるのが特徴。

異なる環境からアクセスしても、受信トレイや送信トレイ、ゴミ箱の中などを、同じ状態で確認できます。

そのため、同じメールアドレスを複数人で管理している場合、Aさんが削除したメールは、Bさんの環境からも消えます。また、個人で使う場合も、PCで削除したメールはスマホからも消えます。

2. DNSレコード

DNSとは、ドメインとサーバーを紐付ける仕組みです。

メールサーバーには、住所となるIPアドレスがあります。SMTPサーバーからPOPサーバーへメールを送る際には、送信先のメールアドレスと紐付いているIPアドレスが必要です。

その際に、送信先メールアドレスのドメインを、IPアドレスへ変換するのがDNSの役割です。

IPアドレスについては「IPアドレスとは住所?確認方法・調べ方もわかりやすく解説」で詳しく説明しています。また、DNSについては「DNSとは?ドメインとサーバーの繋ぎ役」をご覧ください。

なお、ドメイン名でメールを運用するためのDNS設定は、MXレコードと呼ばれるリソースレコードで指定します。

MXレコードの指定

例:メールアドレス「yamada@value-domain.com」をコアサーバーで運用する

レコード名 指定方法
value-domain.com in a 202.172.26.3  AレコードでドメインにコアサーバーのIPアドレス「202.172.26.3」を指定
value-domain.com mx 10 ドメインにMXレコードを指定するだけ。
これでメールの運用が可能に

表が見切れている場合、横スクロールできます

バリュードメインでは、利用しているサーバーをプルダウンから選択するだけでメールのDNS設定が完了します。詳しくはDNSとリソースコードをご覧ください。

3. ポート番号

ポート番号とは、届いたデータを正確なアプリケーション層へ届けるために付けられた識別番号です。インターネット通信上のデータには全てポート番号が付けられています。
Outlookなどのメールソフトには、必ずポート番号の設定項目があります。

ポート番号 内容
25 SMTP(メールの送信) ユーザーの認証機能なし。標準的に使われている
587 ユーザーの認証機能あり
465 SMTP over SSL(SSLで暗号化通信を行う)
110 POP3(メールの受信)
995 POP over SSL(SSLで暗号化通信を行う)
143 IMAP専用

表が見切れている場合、横スクロールできます

おわりに

設定方法がシンプルなサーバーやドメイン会社を選べば、ドメインでメールアドレスを作るのは、とても簡単です。

すでにドメインやサーバー契約をしているのなら、無料でメールアカウントを増やすことも可能。さらに、独自ドメインのメールには、以下のメリットもあります。

  • サービス終了のリスクが少ない
  • 迷惑メールに振り分けられにくい
  • 信頼性がある
  • 自由な文字列を選べる
  • 複数個のメールアドレスを作成できる

用途別や部署別・社員ごとにメールアドレスが必要なら、独自ドメインで作りましょう。

ドメイン新規取得の際には、サーバーとの一括管理が便利なバリュードメインがおすすめです。

vd誘導バナー

Posted by admin-dev


service

Value Domain
ドメイン取得&レンタルサーバーなら
Value Domain
ドメイン登録実績600万件を誇るドメイン取得・管理サービスと、高速・高機能・高品質なレンタルサーバーや、SSL証明書などを提供するドメイン・ホスティング総合サービスです。