WordPressホームページの作り方!手順を7ステップで解説します

自分でホームページを作りたいのであれば、WordPressはおすすめのツールです。
しかしWordPressでのホームページ制作に慣れていない初心者の方の場合、どのような手順でホームページを作ればいいか分からない人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、WordPressを使ったホームページの作り方について具体的な手順を踏まえて解説していきます。
これからWordPressでホームページを作りたいと考えているのであれば、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
WordPressとは

WordPress(ワードプレス)とはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の1つです。
CMSとは?
Content Management System(コンテンツ・マネージメント・システム)の略であり、ホームページの作成や更新ができるシステムのこと。
WordPressは数あるCMSの中でも世界シェア率がナンバーワンとなっており、世界中のWebサイトの43.7%がWordPressで作られているというデータもあります。

私たちが知っているコンテンツ管理システムを持つすべてのウェブサイトのうち、62.3% が WordPress を使用しています。これはすべてのウェブサイトの 43.7% に相当します。
W3Techs
WordPress自体が無料で利用できる点や、プログラミングの専門知識がなくても操作ができる点が人気の理由です。
これからホームページを作成したいと考えているのであれば、WordPressはおすすめのツールだといえるでしょう。
WordPressのメリット・デメリット
ホームページ作成にWordPressを利用するメリットとデメリットについて、以下の表にまとめました。
WordPressのメリット | WordPressのデメリット |
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WordPressは無料で利用できるCMSであり、世界中でのシェア率がNo.1である点がメリットです。
本来、ホームページを作成するためにはHTMLやCSSといったプログラミングの専門知識が必要でしたが、WordPressであれば専門知識がなくても操作できる点もメリットだといえます。
ただしサポート窓口が用意されていなかったり、別途セキュリティ対策を行う必要があったりと利用する上でのデメリットもあります。
WordPressでホームページを作成したいと考えているのであれば、事前にメリット・デメリットを理解してから使うようにしましょう。
ホームページ作成前の準備3つ
WordPressでホームページを作る前の準備として以下の3つがあげられます。
- ホームページのコンセプトをまとめる
- ホームページのページ構成を決める
- ホームページに掲載する文章や画像を用意する
実際にホームページ制作を進める前に、上記の準備をしっかりと行っておきましょう。
ここからそれぞれの項目について、1つずつ詳しく解説します。
ホームページの目的とターゲットを決める

まずは、これから作成するホームページの目的とターゲットを決めましょう。
- 自社商品・サービスを販売したい
- 会社のことを知ってもらいたい
- 優秀な人材を獲得したい
上記のような目的が考えられるでしょう。
どのような目的を達成したいのかでホームページの内容が変わってくるため、コンセプト決めは非常に重要になります。
さらにホームページに訪れてほしいターゲットも明確にしておくと、必要なページや掲載内容を決めやすくなります。
細かい部分は後からでも変えられるので、まずはホームページの根幹となるコンセプトを決めるようにしてください。
ホームページの構成を決める
ホームページのコンセプトが決まったら、続いてホームページ構成を決めていきます。
ホームページ構成とはサイトマップとも呼ばれ、どのような内容のページをどれくらいの数で作成するかを決めることです。
以下がホームページのサイトマップの例になるので、参考にしてみてください。

サイトマップを作成するために同業他社のホームページを参考にするのも有効なので、合わせてチェックしてみましょう。
ホームページに載せるテキストや画像を準備する

ホームページの構成が固まったら、それぞれのページに掲載するテキストや画像を用意しましょう。
あらかじめ必要なテキストや画像を用意しておけば、実際にホームページを作成する際にスムーズに作業を進められるからです。
例えば会社ホームページを作る場合、下記のような情報を用意しておく必要があるでしょう。
- 会社のロゴ画像
- 会社の概要を紹介する文章
- 会社代表者の挨拶や画像
- 自社商品・サービスの説明文や画像
ホームページの構成が決まれば必要な文章や画像も決まってくるため、あらかじめ素材を用意しておくことでスムーズなホームページ作成ができます。
WordPressで会社ホームページを作成する方法を以下の記事で詳しく紹介しています。会社ホームページを作成予定の方は参考にしてください。
WordPressを使ったホームページの作り方【7つの手順で解説】
WordPressを使ったホームページの作り方は以下の7ステップです。
- レンタルサーバーを契約する
- ドメインを取得する
- レンタルサーバーにWordPressをインストールする
- WordPressテーマを設定する
- デザインやコンテンツを作成する
- WordPressの初期設定を行う
- ホームページをWeb上に公開する
上記の手順に沿って作業を進めていけば、初心者でもWordPressでホームページを作成できるでしょう。
コアサーバーなら、もっと簡単にホームページが作れる!
コアサーバーなら、レンタルサーバー契約と同時にドメイン取得が可能です。さらに、WordPressの自動インストール機能により、面倒な設定作業をスキップできます。
上記1~3のステップがレンタルサーバーの申込みだけで完了します。「できるだけ手間を省いてホームページを作りたい!」という方は、ぜひコアサーバーをお試しください。
ここからそれぞれの手順について、具体的な操作方法も踏まえて詳しく解説します。
WordPressでホームページを立ち上げる方法
WordPressでホームページを立ち上げる方法は以下4ステップです。
- レンタルサーバーを契約する
- ドメインを取得する
- WordPressをインストールする
- WordPressにログインする
上記の手順で進めていけば、初心者でもWordPressでホームページを立ち上げられます。
ここからはコアサーバーを例にあげて、レンタルサーバーの契約からWordPressでホームページを立ち上げるまでの方法を解説していきます。
レンタルサーバーを契約する
WordPressでホームページを作成するには、レンタルサーバーを契約する必要があります。
ホームページが家だとするとサーバーは土地にあたり、ホームページに掲載するテキストや画像などのファイルを保管することが可能です。

あなたがWeb上に公開したホームページは、サーバーを経由して訪問者が閲覧できるようになります。
サーバーは自分で用意することもできますが、高度な専門知識と膨大な費用がかかるためレンタルサーバーを契約して利用するのが一般的です。
レンタルサーバーとは何か?という内容については下記の記事で詳しく解説しています。
ドメインを取得する
レンタルサーバーの契約が完了したら、続いてドメインを取得しましょう。
ドメインとはホームページの住所のようなもので、「〇〇.com」や「〇〇.jp」などの文字列で表されます。
同じドメインを取得することはできないため、誰も使っていない文字列でドメインを取得するようにしましょう。
またドメインはホームページの顔となる部分であるため、会社名やサービス名などと一致させることが重要です。
例えば当サイトの場合は「バリュードメイン」というドメイン取得サービスを運営しているため、「value-domain.com」というドメインになっています。

ドメイン取得の手順については下記の記事でも詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
またドメインはレンタルサーバーとセットで取得できるようなサービスも増えてきており、コアサーバーでもドメインを同時申し込みすると毎年かかるドメインの更新費用が永久無料になる特典があります。
できるだけお得にドメインを取得したいのであれば、コアサーバーとドメインの同時申し込みも検討してください。
WordPressをインストールする
レンタルサーバーの契約とドメインの取得が完了したら、WordPressをレンタルサーバーにインストールしましょう。
インストール方法には手動と自動の2通りがありますが、特に理由がないのであれば少ない手順で行える自動インストールがおすすめです。
自動インストール対応のレンタルサーバーを利用する必要があるため、レンタルサーバーを選ぶ際にはチェックしておきましょう。
例えばコアサーバーの場合には、
- レンタルサーバーの契約
- ドメインの取得
- WordPressインストール
を同時に行うことが可能です。
面倒な手続きを一度にまとめて完了できるので、初心者でもスムーズにホームページを立ち上げられます。
コアサーバーでのWordPressインストール方法については、下記マニュアルページも参考にしてください。
コアサーバーのWordPressインストール方法>>WordPressにログインする
レンタルサーバーにWordPressをインストールできたら、WordPressへログインを行いましょう。
コアサーバーの場合には、コントロールパネルからWordPressへのログインが可能です。
まずはコントロールパネル左メニューの「ツール」をクリックしてください。

インストール済みのWordPressが表示されるため、「〇〇.com/wp-admin」と表示されているリンクをクリックします。

WordPressのログイン画面が表示されるため、
- ユーザー名またはメールアドレス
- パスワード
を入力して「ログイン」ボタンをクリックすればWordPressへログイン可能です。

またWordPressのログイン画面に直接アクセスしたいのであれば、下記のURLをブラウザのアドレスバーに入力しましょう。
「http(s)://〇〇.com/wp-admin/」
WordPressのログインURLは上記にデフォルトで設定されているため、このURLでもログイン画面にアクセス可能です。
WordPressへのログインを行う際には、上記の方法を試してください。
WordPressのログイン方法とログインできないトラブルの解決方法については下記の記事でも詳しく解説しています。
ホームページのデザイン・コンテンツを作成する
WordPressでホームページの立ち上げが完了したら、続いてホームページのデザインやコンテンツを作成していきます。
- WordPressテーマを設定する
- 投稿ページを作成する
- 固定ページを作成する
- ヘッダー・フッターメニューを設定する
- サイドバーの設定をする
- お問い合わせページを作成する
ここからそれぞれの作成方法について、詳しく解説します。
また初心者向けのWordPressの使い方については下記の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
WordPressテーマを設定する
WordPressにはテーマと呼ばれるデザインテンプレートがあり、設定することで最初からデザインが整ったホームページを作成できます。
WordPressテーマには無料のものと有料のものがあるため、必要に応じて選ぶのがよいでしょう。
WordPressの人気おすすめテーマについては下記の記事で解説しているので、こちらもテーマ選びの参考にしてください。
WordPressテーマが決まったら、実際にテーマをアップロードします。
事前に外部サイトからテーマのzipファイルをパソコンにダウンロードしておきましょう。
WordPressのダッシュボードから、「外観」>「テーマ」をクリックします。

続いて、「新しいテーマを追加」をクリックしてください。

「テーマのアップロード」をクリックします。

「ファイルを選択」をクリックしてテーマのzipファイルを選択し、「今すぐインストール」をクリックすればテーマのインストールが可能です。

最後にテーマを選んで「有効化」ボタンをクリックすれば、テーマをWordPressに反映させることができます。

WordPressダッシュボード左上の「サイトを表示」をクリックして、実際にデザインが反映されているかどうかを確認してください。

投稿ページを作成する
WordPressには「投稿」という機能があり、「お知らせ」や「コラム」「ブログ」など頻繁な更新を行う記事を作成可能です。
まずはWordPressダッシュボード左メニューより、「投稿」>「新規投稿を追加」をクリックしてください。

新規投稿ページを作成するための編集画面が表示されるため、ここにタイトルや見出し、本文を作成していきましょう。

実際の画面で記事がどのように見えるかは、右上の「プレビュー」>「新しいタブでプレビュー」より確認が可能です。

また投稿記事の公開前には、右側の設定メニュー内の「リンク」でページのURLを半角英数字に変えるようにしてください。

投稿ページの作成が完了したら、右上の「公開」ボタンをクリックすればページをインターネット上に公開できます。

WordPressの投稿ページを編集する方法については下記記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
固定ページを作成する
固定ページは「お知らせ」や「ブログ」などとは異なり、頻繁に更新しない独立したページを作成する際に利用します。
例えば会社概要やお問い合わせなどのページを作る際には、固定ページを使用するのが一般的です。
固定ページを作成するには、WordPressダッシュボードの左メニューから「固定ページ」>「新規固定ページを追加」をクリックします。

固定ページの作成方法については、基本的に投稿ページと同じです。

固定ページを作成したらヘッダーやフッターメニューに表示させる設定を行う必要があるため、次の項目で設定方法を解説していきます。
ヘッダー・フッターメニューを設定する
ホームページのヘッダーやフッターにメニューを表示させる設定を行いましょう。
ヘッダーメニューやフッターメニューに固定ページやカテゴリーページのリンクを設定すると、訪問者が目的のページへアクセスしやすくなって利便性が向上します。
例えば当サイト「Value Note(バリューノート)」では、下記のようにヘッダーとフッターにメニューを表示させています。


まずはWordPressダッシュボードの左メニューから、「外観」>「メニュー」をクリックしてください。

続いて、「メニュー名」に任意のテキストを入力し、メニューを表示させる場所にチェックを入れます。
今回はホームページ上部のメニューである「グローバルナビ」にチェックを入れました。

「メニューを作成」ボタンをクリックしてください。
「メニュー項目を追加」よりメニューに表示させたいページにチェックを入れ、「メニューに追加」ボタンをクリックします。

最後に「メニューを保存」ボタンをクリックすれば設定完了です。

サイドバーの設定をする

WordPressの「ウィジェット」という機能を使えば、サイドバーに様々な要素を追加することが可能です。
まずはダッシュボードの「外観」>「ウィジェット」をクリックしてください。

今回はカテゴリー一覧をサイドバーに表示させたいと思います。
「利用できるウィジェット」の中から「カテゴリー」を選択してください。

「全体サイドバー」を選択し、「ウィジェットを追加」ボタンをクリックします。


このようにウィジェットが反映されれば設定完了です。

お問い合わせページを作成する
ホームページにお問い合わせページを用意したい人も多いと思います。
ここでは、WordPressのプラグインである「Contact Form 7」を使ったお問い合わせページの作成方法を解説していきます。
まずはダッシュボードから「プラグイン」をクリックしてください。

続いて「新規追加」をクリックしてください。

右上の検索窓に「Contact Form 7」と入力します。

「Contact Form 7」が検索結果に表示されるため、「今すぐインストール」ボタンをクリックしてください。

インストールが完了したら、「有効化」ボタンをクリックします。

ダッシュボードの左メニューに「お問い合わせ」というメニューが追加されるため、クリックしてください。

「コンタクトフォーム1」をクリックしましょう。

「メール」というタブの「送信元」に送信元の名前とメールアドレスが表示されているため、ここを任意のメールアドレスに書き換えます。

事前にレンタルサーバー側で独自ドメインでメールアドレスを作成しておくのがおすすめです。
コアサーバーで独自ドメインメールアドレスを作成する方法は下記マニュアルで解説しています。
独自ドメインメールの新規作成方法>>メールアドレスの書き換えが完了したら、ショートコードをコピーします。

新規の固定ページ作成画面を開き、ブロックの検索で「ショートコード」を選びましょう。

ショートコードブロックの中に、コピーしたショートコードを貼り付けます。

最後に「公開」ボタンをクリックすればお問い合わせページを簡単に作成できるため、ホームページにお問い合わせを設置したい人はぜひ実践してください。
WordPressの初期設定を行う
WordPressをインストールできたら、続いて最低限の初期設定を行うのがおすすめです。
ホームページ開設初期に行っておきたい初期設定は下記の通り。
- サイト名とキャッチフレーズを設定する
- パーマリンク設定を行う
- SSL設定を行う
- メタ情報の削除を行う
- コメント機能をOFFにする
ここからそれぞれの設定方法について詳しく解説します。
サイト名とキャッチフレーズを設定する
ホームページのサイト名とサイトを説明するキャッチフレーズの設定を行っておきましょう。
WordPressダッシュボードの「設定」>「一般」をクリックすると、
- サイトのタイトル
- キャッチフレーズ
という入力項目が表示されます。


ちなみに「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」は検索結果では下記のように表示されます。

ホームページが検索結果に表示された際の顔になる部分なので、忘れずに設定を行っておきましょう。
パーマリンク設定を行う
続いてWordPressのパーマリンク設定を行いましょう。
パーマリンクとは?
「https://〇〇.com/△△」の「△△」部分。ホームページの各ページに対して個別に与えられているURLのこと。
パーマリンクにはいくつかの種類があり、設定が可能です。
ダッシュボードから「設定」>「パーマリンク」をクリックすると設定を変更できます。

おすすめのパーマリンク設定は「投稿名」です。

投稿名のパーマリンク設定ではパーマリンクを自由に編集可能であり、検索エンジンとの相性も良いとされています。
SSL設定を行う
WordPressのSSL設定を行っておきましょう。
SSL設定とは?
SSL(Secure Sockets Layer)の略。インターネット上の通信を暗号化して保護する技術のこと。
SSL設定を行うことで、通信データを保護してセキュリティを高める効果があります。
また、ホームページのURLの先頭が「https://〜」となり、「この接続は保護されています」という表示がブラウザ上に出るようになります。

SSL化を行っていないと、ブラウザ上で「保護されていない通信」と表示されて訪問者が不安を感じてしまう可能性がありますし、SEO評価も下がってしまいます。
WordPressでホームページを立ち上げたら、必ずSSL設定を行うようにしましょう。
今回は以下の手順でSSL設定を解説します。
- レンタルサーバー側でのSSL設定
- WordPress側でのSSL設定
レンタルサーバー側でのSSL設定
まずはレンタルサーバー側でのSSL設定を行っていきます。
レンタルサーバーの種類によって設定方法が異なりますが、今回はコアサーバーを例にあげて解説していきます。
コアサーバーの管理画面から、「ドメイン」をクリックしてください。

SSL設定を行うドメインを選択します。

「SSL有効」にチェックを入れてください。
またここで「HTTPSリダイレクトでSSLを強制」にチェックを入れると「http://〜」のURLにアクセスしても強制的にSSL化されたURLに飛ぶ設定になるため、こちらもチェックを入れておきましょう。
「変更」をクリックしてください。

続いて、「SSL証明書設定」をクリックします。

プルダウンでSSL設定を行うドメインを選択し、「無料SSL証明書を取得」を選択してください。

- ドメイン名
- www.ドメイン名
を選択してください。

最後に「保存」ボタンをクリックすればレンタルサーバー側でのSSL設定は完了です。
WordPress側でのSSL設定
次にWordPress側でのSSL設定を行います。
ダッシュボードの左メニューから、「設定」>「一般」をクリックしてください。

- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
という入力欄があるため、ここを「http://〜」から「https://〜」に変更します。

その後、画面をスクロールして「変更を保存」ボタンをクリックすればWordPress側でのSSL設定は完了です。
最後に実際にWordPressホームページへアクセスし、「この接続は保護されています」という表示が出るかどうか確認しましょう。
メタ情報の削除を行う
メタ情報とは、Webページの内容をわかりやすく伝えるための情報です。検索結果やSNSでの見え方に関係しています。具体例には以下があります。
タイトルタグ(<title>
):ページのタイトル
メタディスクリプション(<meta name="description">
):ページの要約
メタキーワード(<meta name="keywords">
):関連キーワード(現在はSEO効果が薄い)
これを設定することで、検索エンジンやSNSで目立ちやすくなります。
WordPressのテーマにもよりますが、初期状態で「メタ情報」が表示されている場合があります。

メタ情報は訪問者にとって不要な情報ですし、「ログイン」をクリックすれば誰でもWordPressのログインURLにアクセスできてしまいます。
セキュリティ面でも不安な状況になるため、初期状態ではメタ情報が表示されていたら忘れずに削除するようにしましょう。
まずはWordPressダッシュボードより、「外観」>「ウィジェット」をクリックします。

続いて「メタ情報」のウィジェットをクリックし、「削除」をクリックすれば削除完了です。


コメント機能をOFFにする
WordPressは初期状態だと読者からのコメントが投稿できるようになっています。
コメント機能を有効化したままにしておくと、高確率でスパムと呼ばれる英語の文章や不正サイトへの誘導がコメントとして投稿されてしまうことも。
スパムコメントを削除するのも手間なので、事前にコメント機能をOFFに設定しておいたほうが安心できるでしょう。
まずはWordPressダッシュボードより、「設定」>「ディスカッション」をクリックしてください。

続いて「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外します。

その後、「変更を保存」ボタンをクリックすればコメント機能をOFFにすることが可能です。
WordPressホームページ作成にかかる料金相場
WordPressを使ったホームページ作成にかかる料金相場について一覧表にまとめました。
ドメイン代 | 年間1,000円〜2,000円 |
---|---|
レンタルサーバー代 | 年間10,000円〜15,000円 |
テーマ代 | 0円〜20,000円程度 |
プラグイン代 | 0円〜 |
WordPress自体は無料での利用が可能ですが、ドメイン代とレンタルサーバー代がコストとしてかかります。
ただし2つ合わせても年間11,000円〜17,000円程度で、月額だと900円〜1,400円くらいです。
ビジネス目的でホームページを立ち上げるのであれば、必要なコストだと考えて投資を行うのもよいのではないでしょうか。
レンタルサーバー代はホームページのデータ(画像・文章・動画など)を保存する容量にもよりますが、500GBのレンタルサーバーは一般的に月1,000円前後が多いです。
しかし、コアサーバーのV2プランなら月額390円~と、とてもお得に利用できます!
さらに、サーバーとドメインを同時に申し込むと、ドメインが永久無料になる特典もあります。
ホームページ運営費用を抑えたい方におすすめのプランです。ぜひチェックしてみてください!
WordPressの料金については下記の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
またWordPressテーマは無料で利用できるものも多いため、できるだけコストを抑えたいのであれば無料テーマを利用するのがおすすめです。
おすすめの無料・有料WordPressテーマについては下記の記事でも解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
WordPressを使ったホームページの事例3選
WordPressを使ったホームページの事例について、3サイトをピックアップしました。
- クックパッド株式会社
- ガジェット通信
- 株式会社LIG
これからWordPressでホームページを作りたいと考えているのであれば、上記の例を参考にしてください。
ここからそれぞれのホームページについて、1つずつ詳しく解説します。
クックパッド株式会社

様々なレシピを公開しているクックパッド株式会社のコーポレートサイトです。
メインカラムに料理をしている動画が流れていることで、クックパッドのイメージを強く印象づけています。
上部のグローバルメニューには会社概要やサービス、採用についてのページへのリンクが掲載されており、ユーザーが目的のページへすぐに移動できるような設計になっています。
企業ホームページをWordPressで作成したいと考えているのであれば、クックパッド株式会社のホームページを参考にするのがよいでしょう。
ガジェット通信

面白い記事を多く投稿しているガジェット通信のホームページもWordPressで作られています。
ガジェット通信はブログ型のホームページとなっており、記事が投稿順に並んでいるのが特徴です。
これからニュースサイトやブログサイトをWordPressで立ち上げたいと考えているのであれば、ガジェット通信のホームページを参考にしてみてください。
株式会社LIG

ホームページ制作やシステム開発を請け負っている株式会社LIGのホームページです。
サービスに関する説明はもちろん、ブログページも投稿しておりユーザーから見つけてもらいやすいような構成になっています。
新規顧客の集客をインターネット経由で行いたいと考えているのであれば、株式会社LIGのホームページを参考にするのがおすすめです。
WordPressを使ったホームページ作成に関するQ&A
WordPressを使ったホームページ作成に関するよくある疑問は以下の通りです。
- WordPressを使ったホームページ作成は初心者には難しい?
- WordPressのホームページを無料で作成する方法は?
- WordPressを使ったホームページ作成におすすめのテンプレートは?
ここからそれぞれの疑問について、1つずつ詳しく解説します。
WordPressを使ったホームページ作成は初心者には難しい?
WordPressを使ってホームページを作成するのは、全くの初心者にとっては難しいと感じる可能性があります。
今までサイトやホームページを作ったことがない初心者の場合、以下のような専門用語の意味が分かりにくいからです。
- ドメイン:ホームページの住所(例:example.com)
- サーバー:ホームページのデータを置く場所
- テーマ:サイトのデザインやレイアウトを決めるテンプレート
- プラグイン:便利な機能を追加できるアプリのようなもの
初心者の方はまず上記の専門用語の意味を覚える必要があるため、「難しい」と感じやすいのでしょう。
しかし、WordPressを使わずにホームページを0から作成する場合、HTMLやCSSなどのプログラミングを行う必要があります。
WordPressであればプログラミングの知識がなくてもホームページを立ち上げられるため、専門知識を覚えながら少しずつ作業を進めていくのがおすすめです。
以下では初心者におすすめのレンタルサーバーを紹介しています。レンタルサーバーを選びの参考にしてください。
WordPressのホームページを無料で作成する方法は?
無料ドメインと無料レンタルサーバーを利用すれば、WordPressのホームページを無料で作成できます。
WordPress自体は無料で利用できるため、ドメインとサーバーを無料で契約できればコストをかけずにWordPressのホームページが作成できるからです。
ただし無料ドメインや無料レンタルサーバーには、サービスが突然終了してしまったり関係のない広告が表示されたりするなど、デメリットもあります。
ビジネス目的でホームページを作成したいのであれば、多少のコストをかけてでも有料ドメインと有料レンタルサーバーを利用するのがおすすめです。
WordPressのホームページを無料で作成する方法を以下で紹介しています。無料でホームページを作成したい方は、チェックしてみてください。
WordPressを使ったホームページ作成におすすめのテンプレートは?
WordPressを使ったホームページ作成におすすめのテンプレートは以下の通りです。
これらのテンプレートはデザインがシンプルで無駄がないため、どのようなホームページにもマッチするでしょう。
Cocoonのテンプレートなら無料での利用が可能なので、できるだけコストを押さえたいと考えている方はチェックしてください。
おすすめの人気WordPressテーマについては下記の記事でも解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
まとめ:WordPressを使ったホームページ作成を実践してみましょう
ここまでWordPressを使ったホームページの作り方について詳しく解説してきました。
本記事で紹介した手順に沿って作業を進めれば、初心者でも簡単にWordPressでホームページを作成できるでしょう。
WordPressは拡張性の高いツールなので、テンプレートやプラグインを使ってあなた好みのホームページを作成することが可能です。
まずは基本的なホームページ作成の流れを理解し、あなたが求める理想のホームページが作れるようにスキルを高めていきましょう。
これからWordPressでホームページを作成したいのであれば、コアサーバーV2プランを利用するのがおすすめです。
コアサーバーは同じ仕様のレンタルサーバーと比べてコストパフォーマンスが高く、月額390円〜という低価格で高性能なサーバーを利用できます。
さらにドメインを同時申し込みすれば、毎年かかるドメインの更新費が永久無料になる特典も付いてきます。
お得にホームページを立ち上げたいと考えているのであれば、ぜひコアサーバーを検討してください。
ドメインが実質0円(年間最大3,882円お得)になるサーバーセット割特典を展開中です。
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